インドネシア

人口 : 2億7,743万人  

(2024年4月IMF推計値 日本は1億2,462万人)

 一人当たりのGDP :4,942.36US$ 

(2024年4月IMF試算値 日本は33,805.939US$)

          森林率 : 49.07% (2020年FAO公表値 日本は68.4%) 

インドネシア担当 エギ・ヘグリアナ
インドネシア担当 エギ・ヘグリアナ

 現地スタッフからのメッセージ

 2023年は123の学校が活動に参加し、各地で活発な取り組みが進む一方、洪水、干ばつといった自然災害や、天候不順に悩まされた1年でもありました。森林伐採や環境破壊が災害を深刻化させている中、国民の環境意識を底上げすることは急務です。政府が2020年に 開始したムルデカ・ブラジャールという新たなカリキュラムでも、子どもたちが自分で課題を捉え、直接体験すること が推奨されています。一度伝えるだけでは行動は変わりません。森づくりをはじめとしたさまざまな体験と、講義を重ねて、環境に対する関心を引き出し、彼らが一歩を踏み出す、その力になればとの想いで活動を進めています。

主な取り組み

厳しい気候の中での森づくり

 植林活動では、123校が参加し、計40,435本を植樹(陸上20,785本、マングローブ19,650本)。内陸部では、厳しい土壌にも耐え、生長が早いアルビシアや、各地の郷土樹種、栄養源になり、学校の収益にもなる果樹を中心に植林し、沿岸部では、マングローブのほか、海岸浸食を食い止め、防風林の役割も期待できるトクサバモクマオウなどを植えました。干ばつが長引いたことで、一部の地域では極端な高温に見舞われ、苗木が枯れてしまった事例もありました。ペットボトルを使った灌水システムを導入するなど、できるだけ苗木の生存率が上がるよう工夫をしていますが、それでも枯れてしまった場所では、補植を行いながら、モニタリングを強化するようにしています。

植物の形がそのままの姿で転写できるエコプリント。自然の美しさを実感できると、子どもたちにも人気 (アルフダイスラム小学校/中部ジャワ州・ジェパラ県)
植物の形がそのままの姿で転写できるエコプリント。自然の美しさを実感できると、子どもたちにも人気 (アルフダイスラム小学校/中部ジャワ州・ジェパラ県)

自然の恵みを学び、発信する

 自然の豊かさや恵みを実感できるよう、学校菜園では野菜のほか、ハーブも育て、その活用についても、実習型で教えています(実施:79校)。植物を使ったエコプリント(染め物)も盛んです。その一環で作成したハーブティーや、染めた布を使ったエコバッグなどは地域へのPRに使うほか、一部は販売し、学校の収益にもつながっています。

2023年度植林実績40,435本・面積33.71ha  

累計(1993年から) 植林520,140本 面積611.65ha

2023年度に植えた主な樹種アルビシア、マングローブなど

2023年度参加者数:36,334人

「子供の森」計画参加学校数467校(1993 年からの累計値)

2024年

8月

06日

メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート⑤

 メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3つの地域で植林を中心としたプロジェクトを展開しています。6月末を持って、1年間のプロジェクトも無事に終了し、植林活動についても当初予定していた2万本を超え、合計20,797本(補植を含む)の苗木を植えることができました。

 前回のレポート以降に実施した活動や、植林地の近況について、ご報告します。 

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2024年

7月

18日

2024.07 子どもからのメッセージ from インドネシア

 わたしは、スカブミ県にあるカドゥプグルイスラム小学校5年生です。小さいころから両親から身の回りの環境を大切にしなさいと教えられてきたので、家でも植物に水やりをしたり、庭を掃除したりしています。種から芽が出て、カラフルな色を見せてくれる植物を見ていると心が落ち着きます。ありがとうという気持ちになりますし、植物を傷つけたくないです。

 「子供の森」計画の活動に参加してからは、木の管理の仕方やごみ処理などの新しい知識を得ることができています。時々、育てている花が枯れてしまったり、環境に無頓着な人がポイ捨てするところを見ると、悲しい気持ちになります。学校のみんなが、環境についてしっかり考えるようになって、植林をしたり、ごみのリサイクルについて取り組んでほしいです。もちろん、わたしも環境を守るための活動にこれからもどんどん参加していきたいと思っています。

 

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2024年

7月

18日

2024.07 学校レポート1 in インドネシア

環境の大切さを伝える啓発活動も積極的に!

 西ジャワ州スカブミ県の高地にあるこの学校は、環境への取り組みに熱心で、「子供の森」計画も、10年生に対して年間74時間の授業が割り当てられ、講義のほか植林やごみの分別などを行っています。またエコクラブが結成され、周辺の小中学校の「子供の森」計画の活動をサポートしているほか、環境パレードを行ったり、SNSでの発信も積極的です。同校のヌニ(Neni Nuraeni)さんは、「生徒たちは、マイボトルや弁当箱の持参を心がけるようになった。学校も木陰ができ、景観も美しくなっている」と意識や環境の変化を語ってくれました。

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2024年

4月

02日

メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート④

 メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で植林プロジェクトを展開しています。

 2024年1月には、主にこれまでに植えたところのモニタリングに加えて、環境教育を実施しました。現地で行われた活動についてレポートが届きましたので、その様子をご報告します。

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2024年

4月

01日

メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート③

 メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で植林プロジェクトを展開しています。雨期の始まった12月には各地域で植林活動が活発に行われました。現地から届いたレポートをご紹介します。

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2024年

1月

11日

メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート②

メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で展開しているプロジェクト。今回は11月までの活動の進捗をご報告します。

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2023年

12月

11日

インドネシアから「子供の森」親善大使が来日しました!

11月20日~29日、インドネシアから「子供の森」計画(以下、CFP)に参加する子どもたちとスタッフの代表が来日し、福岡、佐賀、山梨、東京を訪問しました。一行は、海岸林の保全に取り組む学校を訪れ、互いに活動報告を行ったり、オイスカが企業や行政などと協働して取り組む森づくりの現場の視察や、その森で採取したハーブの蒸留体験などを通じて、日本の森の問題やその課題解決に向けた取り組みについて学びを深めました。

 子どもたちを引率したコーディネーターらにとっても多くの学びと気付きを得る機会となり、今後の活動に今回の学びが生かされ、CFPがさらに充実した活動となり広がっていくことが期待されます。

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2023年

9月

01日

メットライフ生命 支援プロジェクト開始

20237月下旬、本プロジェクトが開始したことを記念する植樹活動を3つのサイトでそれぞれ実施。活動前には、プロジェクトに対する学校や地域の理解を深めるため、コーディネーターが各学校を回って説明を重ね、苗木や道具の準備や植林地の整備を、当日を迎えることができました。

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2023年

7月

02日

2023.07 学校レポート1 in インドネシア

学校で行われた植林活動
学校で行われた植林活動

他校の見本となるモデルスクールに

 東ジャワ州マドゥラ島にある同校は、生徒も教員もみな「子供の森」計画に積極的で、多くの学校から視察に訪れるモデル学校です。2022年度は、マダガスカルアーモンドなどを植栽したほか、学校菜園での野菜づくりを進めました。オイスカからの支援を受けて長年待ちわびていた雨水貯

蔵設備の設置も行い、乾期でも苗木や野菜への水やりに困らなくなりました。担当の先生は、「オイスカの皆さんは、生徒たちが学校内外で環境保全に積極的に取り組めるよう、献身的に働きかけてくれています。環境保全を文化にできるように頑張ります」と意気込みを語ってくれました。

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2023年

5月

31日

2023.06 子どもからのメッセージ1 from インドネシア

ケイシャさん(12歳)スカブミモデル小学校
ケイシャさん(12歳)スカブミモデル小学校

サラマッシアン(こんにちは)!

私は、西ジャワ州スカブミ県にあるスカブミモデル小学校6年生のケイシャです。家でもよく両親の手伝いで植木の水やりをしているのですが、「子供の森」計画では木々の役割や管理について学べるので、両親の役に立つこともできて、楽しく活動しています。植物によって手入れの方法が違うので勉強していておもしろいです。私は、「子供の森」計画を通して友だちと一緒に環境を守りたいという気持ちが強くなりました。みんなが環境に関心を持ち、教室や家をきれいにするよう心がけてほしいと思います。

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2023年

5月

31日

2023.06 学校レポート in インドネシア

クラブ活動を通して

環境保全の輪を広げる

 西ジャワ州スカブミ県にあるこの学校ではYEC(Youth Environmental Club)というクラブ活動として環境に配慮した活動をしています。日本からの留学生がホームステイに訪れることも多く、土地はあまり大きくないですが、「子供の森」計画の活動のおかげで学校の周りは緑に囲まれています。2022年度には植林やリサイクル活動のほか、周囲の小中学校の活動にもサポート役として積極的に参加してくれました。学校内での緑化はすでに完了したため、植林活動では、周辺の道路沿いにマホガニーなどを植えました。今後もエコクラブのメンバーを中心にして、周辺の小中学校などに、これまで取り組んできた環境保全活動を紹介して、活動の輪をさらに広げていきたいと考えています。

 先生方は、「オイスカとともに活動を始めて、環境がよりきれいになり、小さな森や東屋ができたことはもちろんありがたいですが、さらに重要な成果として、生徒が普段から環境に配慮した行動をとるようになったことを嬉しく思います」とこれまでの活動の成果について語ってくれました。

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2023年

2月

22日

せかい!動物かんきょう会議2023 with インドネシア

 2月16日(木)に山口県桜が丘高校とインドネシアの高校生たちをオンラインで結び、今年第2回目となる「せかい!動物かんきょう会議」を開催しました。
 キャラクターをつくるため、生徒たちが選んだ動物の中には、インドネシアのコモド島に生息するコモドドラゴンといった地域特有のものや、絶滅の危険性がある動物も見られました。

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2022年

7月

06日

2022.7 学校レポート2 in インドネシア

グァバの植林
グァバの植林

快適な屋外で勉強

 この学校はムラピ山の麓の高原に位置していて、学校のみならず地域の環境保全活動にも熱心に取り組んでいます。シワバゴムノキをはじめとした多くの美しい植物を校庭に植えたことで、景観が本当に大きく変わりました。校舎の裏側にも緑が増えたことで心地の良い場所が増え、子どもたちが屋外で勉強する際の憩いの場となっています。また、ムラピ山の観光博物館の周辺や汚染された川沿いでも植林活動を行いました。観光振興のための周囲の景観の更なる美化や山の水源保全を目的としています。

 さらに、各教室の前に花を植えるクラスガーデンの活動や薬草園の活動を導入したことで、学校における植物の種類が豊富になりました。子どもたちは保護者と一緒にこれらの植物のお世話を行っています。植物の水やりや校内清掃活動などのCFPの活動を通して規律を身につけ、学校を卒業した後も地域社会で環境を守るリーダーとして活躍できるような人材を育てていきたいです。

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2022年

6月

01日

活動のあゆみとこれから in インドネシア

調整員には、緑化だけでなく農業や廃棄物管理など、幅広い分野の知識や技術が必要とされる(写真は、ポットを使った野菜の栽培方法を教えているところ)。
調整員には、緑化だけでなく農業や廃棄物管理など、幅広い分野の知識や技術が必要とされる(写真は、ポットを使った野菜の栽培方法を教えているところ)。

取り組みを支える存在 

 インドネシアにおける「子供の森」計画は、年々活発さを増しています。それを支えているのが、活動の調整から実施までを担う調整員の存在です。彼らは、その活躍によりコミュニティや自治体で広く認知されるようになり、特にオイスカの研修センターがあるスカブミ県では、数名の調整員が環境保全のリーダーとして政府からも表 彰を受けています。また教員が研修に参加し、自ら調整員となって自校での活動を牽引するケースも増えるなど、その輪も拡がっています。今後も多くのステークホルダーを巻き込んで指導者層を増やし、ネットワークを育んでいきたいと考えています。

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2022年

6月

01日

2022.6 学校レポート1 in インドネシア

コロナ禍でも熱心に活動

  この学校はスカブミ県の住宅地にあり、活動を始める前は周辺に木がなく土も痩せていました。しかし、「子供の森」計画を通じて小さな学校の森ができ、果樹は実を付け、教員や生徒たちが収穫して食べることもできるようになりました。

 2021年度はコロナ禍による制限もありましたが、エコクラブの生徒と教員がとても意欲的であり、活動を続けることができました。植林活動では、ドリアンやグアバ、マンゴーなど美味しい果実のなる樹種や、花の香りがよく日陰にもなるタンジョンなどを植栽したほか、エコレンガ(プラスチックゴミ を活用)による椅子づくりや古紙を使った再生紙づくりを行うなど、リサイクル活動も継続。生徒たちは楽しみながら、環境保全に対する意識や知識を高めました。同校のヒズリアティ先生は、「生徒だけでなく、教員も一緒に環境について多くのことを学ぶことができている」と語るなど、多くのよい変化がもたらされていることに感謝の言葉を語りました。

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2022年

6月

01日

2022.6 子どもたちの学校生活 in Indonesia

エガル・トリサパくん(12歳) チチェメット小学校
エガル・トリサパくん(12歳) チチェメット小学校

サラマッシアン(こんにちは)!

僕の学校生活を紹介します。

 僕は、スカブミ県の山の上にあるシルナレスミ村に住んでいます。ここは空気がきれいで、何百年も前から続くスンダ族の伝統 文化が残っています。僕の村ではご飯を炊くときに木を燃料として使います。毎日木を使うので、もし植林しなければ、これから生活する上でも問題が起きてしまいます。木を植えることは生活のためだけでなく、この地球で生きるためにも大切だと思います。 これからも「子供の森」計画でたくさん植林したり、他の村の子どもたちとも友だちになって、環境についていろいろ話したいです。

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2022年

3月

10日

インドネシア・ティンブロスロコ村でのマングローブ植林

 2022年2月、インドネシアの中部ジャワ州ドゥマック県に位置する2つの小学校で、マングローブ植林を行いました。この地域では近年、高波や強風により沿岸浸食の被害が深刻化しています。今回はTOTO水環境基金から助成を受けて取り組む事業の一環で、学校近辺の植林サイトにおいて、マングローブの植林活動を行うこととなりました。これは、子どもたちが自ら植林に参加することで環境問題を自分ごととして認識するとともに、将来的に生態系を活用した「緑の防波堤」を築くことを目的としたものです。活動に先んじて、それぞれの学校では育苗を実施。子どもたちは、泥を詰めたビニールポットにマングローブの胎生種子を挿し、植林できるサイズまで水やりなどの管理を続けて育てていました。

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2021年

8月

18日

TOTO水環境基金の支援により、水環境改善に向けた活動展開中(インドネシア)

浸水被害が起きているティンブルスロコ第1小学校
浸水被害が起きているティンブルスロコ第1小学校

 多くの人口を抱え、国の経済を支えるこの重要な沿岸地域の消失が、近年深刻な問題となっているインドネシア。その被害は、全人口の50%以上が暮らすジャワ島で最も大きく、特に中部ジャワ州ドゥマック県沿岸に居住する人々は海岸浸食の最大の被害者であるとされています。オイスカが活動を行う、サユン郡内のブドノ、そしてティンブルスロコといった沿岸の村々でも、現地でRobと呼ばれる「満潮時の海水面の上昇に伴い海水が内陸部に浸入し、洪水を引き起こす現象」に頻繁に見舞われています。沿岸部にある「子供の森」計画に参加する学校でもその被害は大きく、例えば、ティンブルスロコ第一小学校では、ほぼ毎日、満潮時に海水が流入するほか、大潮に際しては、嵩上げされていない右側校舎の教室内にまで浸水被害が出ています。また、同校の既存のトイレは、教員用と児童用にそれぞれ1室ずつしかなく、同校の児童数(138名)に対し、絶対数が不足。さらに、校内には手洗い場が設置されておらず、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、衛生面でも問題を抱えていました。

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2021年

6月

14日

2021.6 Indonesia

収穫したウコンを粉末にする教員と児童
収穫したウコンを粉末にする教員と児童
西ジャワ州環境事務所より、環境賞を受け取る校長先生。
西ジャワ州環境事務所より、環境賞を受け取る校長先生。

継続した取り組みが

政府からも認められました !

グデ・パングランゴ山のふもとに位置するこの地域は、気候が冷涼で、農業を生業としている人が多くいます。2020年度の「子供の森」計画活動では、コロナ禍で在宅学習が続いたため、自宅で苗木や野菜、薬用植物を植えて管理する活動や、 リサイクル工作などを課題として与えるなど、工夫をして環境学習を継続、推進しました。その他、教員が中心となり、免疫力向上が期待できるウコンやショウガを学校菜園で栽培。粉末にしたものをお湯に溶かして飲むほか、一部は販売して、収益を活動資金に活用しています。こうしたさまざまな活動 の成果が認められ、20年には州レベルの環境賞を受賞することができました。21年には国レベルの受賞に向けて申請を進めるなど、地域の環境教育を牽引する存在となっています。


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2021年

6月

01日

パンデミックと「子供の森」計画 in インドネシア

雨期(12 ~ 3 月)を中心とした植林活動には、 全国で計 1,875 人が参加。
雨期(12 ~ 3 月)を中心とした植林活動には、 全国で計 1,875 人が参加。

新たな手法を取り入れつつ、活動を継続

 2020年度は全国的に対面授業が停止された状況が続きましたが、84の学校を拠点に、12,898本の植林を行うことができました。こうした活動が実現したのも、 現地スタッフがこれまで築き上げてきた信頼、学校や地域との密な連携があったからこそです。学校での植林が叶わない子どもたちには、苗木や野菜の種苗を配り、家庭で家族と共に環境について考え、取り組む機会を提供しました。また新たにオンラインを活用し、教員同士が各校の取り組みを共有する機会をつくるなど、コロナ禍での事業推進に向け、 地域を超えた連携や情報交換を図りました。

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2020年

6月

03日

2020.6 Indonesia-1

自慢の学校の森。2019 年にもさまざまな種類の苗木を植えました
自慢の学校の森。2019 年にもさまざまな種類の苗木を植えました

継続的な取り組みが政府からも評価されました !

 

ジョグジャカルタ市の郊外に位置するこの学校は、非常に「子供の森」計画の活動に積極的であり、校内には小さな森が育ってきています。学校の森は教室に涼しい風を運び、環境学習の機会にも活用されています。こうした緑化が進んでいるのは、子どもたちだけでなく、保護者もグループをつくって活動をサポートしてくれているおかげです。継続的な取り組みが政府にも評価され、2019年には全国レベルの環境賞を受賞することができました。

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2019年

11月

30日

Green Wave 2019 Report

フィジーでのグリーンウェーブ活動
フィジーでのグリーンウェーブ活動

 オイスカが2008年より参画している“グリーンウェイブ”は、国連生物多様性条約事務局(SCBD)が進める取り組みで、5月22日の「国際生物多様性の日」の前後に世界中で行われています。オイスカも「子供の森」計画(以下、CFP)参加校を中心に、国内外でさまざまな活動を実施しました。

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2019年

5月

14日

2019.5 Indonesia-2

タヌくん(12歳 )ブニワンギ小学校 
タヌくん(12歳 )ブニワンギ小学校 

サラマッシアン(こんにちは)!

 

僕は、ブニワンギ小学校に通う、6年生のタヌです。僕の家の周りは田んぼが広がっていて、空気がとてもきれいです。家から学校までは歩いて15分くらいかかります。学校の授業は午前中のみで、午後は宗教学校でイスラム教の勉強をします。

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2019年

5月

14日

2019.5 Indonesia-1

ビニール袋をポット代わり に、からし菜を植えました
ビニール袋をポット代わり に、からし菜を植えました

 学校内外の活動が評価され、

地域のモデル校へ

 

 中部ジャワ州にある大きな火山・ラウ山のふもとに位置しているベルジョ第一小学校は、空気のきれいな田舎町にあります。2012年から「子供の森」計画に参加しているこの学校では、学校の敷地内だけでなく、ラウ山の斜面での植林活動も積極的に行っています。

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2018年

5月

18日

2018.5 Indonesia-3

キンキンさん(9歳) ムハマディアパケム小学校
キンキンさん(9歳) ムハマディアパケム小学校

サラマッシアン!(こんにちは!)

私の一日を紹介します。

 

 私は、ムハマディアパケム小学校に通う4年生のキンキンです。私のふるさとは、緑がたくさんあって、住んでいる人たちも親切で明るい人たちばかりです。

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2018年

5月

17日

2018.5 Indonesia-2

オイスカの研修生たちも手伝いながら植林活動を実施
オイスカの研修生たちも手伝いながら植林活動を実施

待望の活動がスタート!

 

 この学校が位置するパシルブンチル村では、多くの人が農家やバイクタクシーの運転手として働いており、現金収入が少なく厳しい暮らしを送っています。また近くでは砂の採掘が盛んですが、一方で粉塵による空気や水の汚染も問題になっています。さらに学校には広い敷地がありますが、灌木が少し生えているだけで、ほとんど活用できていませんでした。こうした問題に対して、何か行動したいという思いはありましたが、先生たちには知識や経験がなく解決の手立てがありませんでした。困った学校側が、オイスカに相談をしたことで「子供の森」計画への参加が決まりました。

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2018年

5月

17日

2018.5 Indonesia-1

近くの山に他の学校の生徒と一緒に畑をつくって、野菜を育てています
近くの山に他の学校の生徒と一緒に畑をつくって、野菜を育てています

日頃の努力が政府からも認められ

ました!

 

 プラス・アルファハン高校は、グデ・パングランゴ山のふもとに位置しています。大多数の住民が農業で生計を立てていますが、人口が増えたこともあり、農民たちが耕作地化を進めた結果、生物多様性の宝庫であり、保水機能を持った森林が失われています。豊かなふるさとを取り戻し、環境を大切にする学校づくりを行いたいとの思いで、2015年から「子供の森」計画の活動に参加しています。

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2017年

8月

09日

Green Wave 2017

さまざまな年齢の子どもたちが参加(モンゴル)
さまざまな年齢の子どもたちが参加(モンゴル)

世界各地で広がるグリーンウェイブ!

  

   国連生物多様性条約事務局(SCBD)が提唱し、参加を呼びかけているグリーンウェイブは、5月22日の「国際生物多様性の日」の前後(3月1日〜6月30 日)に地球規模で展開されているキャンペ ーンで、地域における緑化などへ青少年の参加を促すものです。オイスカではSCBDと生物多様性の保全活動や啓発を推進するための基本条約を2010年に結び、以来「子供の森」計画(以下、CFP)の参加校を中心に植林活動を行うなど連携した取り組みを行っています。今年も国内外でグリーンウェイブを積極的に実施しました。

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2017年

4月

10日

2017.4 Indonesia 3

サラマッシアン(こんにちは)

ぼくの一日を紹介します。

 

僕は、スカブミモデル小学校6年生のムハマド ラジャ イフワンです。

友だちからは、オカと呼ばれています。「子供の森」計画の活動では、エコキャンプが大好きです。他の学校の子どもたちと友達になったり、テントに泊まったりしながら、とても楽しく環境について勉強することができます。僕は、幼稚園の時から「子供の森」計画の活動に参加してきました。

 いろいろな種類の木が育ち、子どもたちが自然のなかで楽しめるようなふるさとにできるように、これからも活動を頑張っていきたいです。

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2017年

4月

10日

2017.4 Indonesia 2

校舎の前にグアバの木を植林。大きくなり実をつけ るのが楽しみ!
校舎の前にグアバの木を植林。大きくなり実をつけ るのが楽しみ!

 

「子供の森」計画に仲間入りしました!

 

ハリファーイスラム中学校は、西ジャワ州スカブミ県にある生徒数78人の学校です。子どもの頃に「子供の森」計画に参加したことがある先生が同校の校長先生になり、自分の学校でも取り組みたいと、2016年から活動に仲間入りしました。事前に、校長先生や先生たちへセミナーを行い、活動の意義を理解してもらった上で、生徒や両親たちに対しても環境保全の大切さやその手法について伝えました。 最初の活動では、校舎の前にランブータンやパンの木などの果物の木を植えました。また、たい肥作りなどを行いながら、学校の畑で有機農業にも挑戦しています。この学校は田舎にありますが、ジャカルタなど大きな都市から生徒が集まっています。

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2017年

4月

10日

2017.4 Indonesia 1

校庭の植物に水やりをするアデラさんと友人
校庭の植物に水やりをするアデラさんと友人

 

たくさんの恵みをもたらす森づくり

 

ヌンプラック第2小学校は、中部ジャワ州カランガニアル県にある児童数114人の

学校です。1993年から「子供の森」計画に参加している同校では、子どもたちが植えた木々が大きく成長し、木陰が出来てとても涼しい環境をつくっています。また、地域と良い関係を築きながら活動を行っているため、村が所有している土地も植林地として活用することができ、小さな森をつくることができました。2016年度の活動では、ジャワプラムやロンガンなどの地域特有の果樹を植えました。

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2016年

10月

28日

2016.11 seminar CFP goodwill ambassadors

2016年11月22日(火)

16:00~17:30  

インドネシア、フィジーの子どもたちが来日、現地の活動について報告を行います!

洪水・干ばつ・黄砂など世界中で多くの人々が自然災害に直面しています。そのような中、世界各地で持続可能な社会づくりを目指し、子どもたちの植林活動や環境教育活動を促進しているのがオイスカ「子供の森」計画です。

急速な開発による森林減少で豊かな生態系が失われつつあるインドネシアと、海面上昇などの深刻な自然災害に悩まされるフィジーの農村地域で、「子供の森」計画に参加している両国の子どもたちが来日。直接現地の環境問題やふるさとを守るために取り組んでいる環境保全活動、また育てた森や材の活用事例についてレポートを行います。

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2016年

8月

04日

2016.8 Indonesia-3

リスマ・チャンティカさん(10歳)   カラバン第4小学校
リスマ・チャンティカさん(10歳)   カラバン第4小学校

スラッマシアン!(こんにちは!)

私の一日を紹介します。

 私は、カラバン第4小学校で「子供の森」計画に参加している5年生のリスマ・チャンティカです。学校は家から自転車で5分のところにあり、授業は朝の7時から12時までなので、お昼ご飯は家で食べています。私のお気に入りの場所は、田んぼとモスクです。これから、学校で学んだことを生かして、学校だけでなく自分の家の周り、そしてふるさと全体がもっと緑であふれるよう、植林活動や有機農業の活動に力を入れていきたいです

 

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2016年

8月

04日

2016.8 Indonesia-2

植林はみんなが一番大好きな活動          
植林はみんなが一番大好きな活動          

学んだ知識を行動に生かして・・・

ンゲンプラック第2小学校は児童数206人の学校です。学校周辺は乾季になると水不足になり、一方で雨季には洪水の被害も多く発生する地域です。そのため自然災害と環境保護の必要性について早い段階で子どもたちに知ってもらい、また学校周辺の美化にも関心を持ってもらいたいという先生たちの思いから「子供の森」計画に参加しました。

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2016年

8月

04日

2016.8 Indonesia-1

植林前にみんなでパチリ            
植林前にみんなでパチリ            

環境への取り組みが評価されました

イスラミック・カランガ二アル・ムハマディア小学校は児童数1196名の大きな学校です。自然を思いやり、緑豊かな環境をつくっていくことができる子どもたちを育てたいという思いから「子供の森」計画に参加しました。そのため子どもたちが率先して活動を行なうなど活動に非常に熱心です。環境保全に顕著に取り組む学校として、2015年には環境省よりアディヴィヤター(環境賞)が贈られました。またこの年は木陰をつくり、かつ学校周辺の景観が美しくなるようヤシやアーモンド、アメリカサンザシなど合計120本の苗木を植えました。毎年の植林により、学校周辺は少しずつ涼しくなってきています。また子どもたちは、リサイクル活動やコンポスト作り、野菜作りなど幅広い活動に取り組んでいます。

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2016年

4月

18日

2016.4 Second eco-camp in Madura, Indonesia

エコキャンプを通して学校同士が繋がっていきます
エコキャンプを通して学校同士が繋がっていきます

マドゥラ島にて2回目のエコキャンプ開催

 

マドゥラ島スメネプ県でのエコキャンプが2016年3月19~20日、同県のドゥンケック中学校で行われました。6つの「子供の森」計画(以下、CFP)参加校と4つのCFP以外の学校から173人の生徒児童が参加しました。またどの学校からも2人の先生が引率で参加しました。
エコキャンプは、2つの重要な国際イベント、世界水の日と国際森林デーを記念して開かれました。そのため、すべての活動はこれらのテーマに結びついており、子どもたちは水と木の関係について学ぶことが出来ました。活動の中では、環境局のスタッフやCFPのナショナルチームから、ゴミの分別や生活の糧としての水、海と山のつながりといったような講義も行われました。CFP親善大使のファカ君も日本で学んだ経験や知恵について、発表を行いました。また、他にも205本の苗木の植林や、ローテーション式でのレクチャーなども行いました。こうした活動は、子どもたちが水や水のみなもとに対する感謝の気持ちや植林活動に対する愛情を持ち、またゴミの分別などの手法を学べるように実施されました。

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2016年

3月

18日

2016.1 Indonesia

ボゴール市の副所長(一番左)とともに
ボゴール市の副所長(一番左)とともに

 

インドネシアのCFP子供親善大使、帰国後大活躍中

 

2015年の10月後半にオイスカ「子供の森」計画 (CFP)子ども親善大使事業の参加者の一人として来日し、日本各地で交流活動に参加したインドネシア西ジャワ州スカブミの小学生 (12才)、ウタミ・ファウジアさんは、帰国後に校内や校外で環境保全関連のイベントで大活躍中です。帰国後に自校内で行われた発表会では、級友達や先生達を対し、日本で体験したことや学んだことを伝えました。特に印象深かった点として、日本ではゴミの分別回収やれサイクルが行われているために街にはゴミが少なく清潔に保たれていることや森づくりをする際には、ただ木を植えて育てるだけでなく、伐採して有効に活用するサイクルもつくることも大事であると紹介しました。また、実践的なリサイクル活動として、廃材を活用したクラフトづくりに取り組んでおり、作品は学校に飾っているそうです。

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2015年

11月

16日

2015.10 CFP Ambassadors

奈良県では、橿原神宮の森と春日山原生林を訪問し、人工林と自然林の違いを学習
奈良県では、橿原神宮の森と春日山原生林を訪問し、人工林と自然林の違いを学習

インドネシアとタイの子ども親善大使が来日しました!

 10月19日~30日の日程で「子供の森」計画親善大使としてインドネシア、タイから子ども親善大使が来日しました。子どもたちは、奈良、大阪、愛知、岐阜、静岡そして東京と多くの地域を訪問し、各地で交流を育みながら、日本の自然や環境についての取組みについて学びました。 最初に訪れた大阪府では、豊能町立吉川小学校を訪問。歌や踊りなどの発表を通じて、それぞれの国の文化を紹介するとともに、日本の伝統的な遊びや絵の共同制作を通じて、言葉を超えた交流を楽しみました。22日には、おおさかATCグリーンエコプラザ(大阪市)を訪問。環境問題に対する企業の取り組みや最新技術の展示に子どもたちは興味深く話を聞いていました。

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2015年

9月

18日

2015.10 OISCA Activity Report

<参加者募集>オイスカ活動報告会

インドネシアとミャンマーの挑戦

~オイスカの環境保全と人材育成プロジェクト~

日程:2015年10月29日(木)

時間:18:30~19:30

会場:公益財団法人オイスカ 大会議室

参加費無料


  この秋、インドネシアとミャンマーより現地で実際に活動に取り組むスタッフや子どもたちが来日。インドネシアの活動報告として、子どもたちからは学校等における「子供の森」計画の活動報告を、現地スタッフからはマングローブ植林プロジェクトをはじめとした多角的な取り組みを紹介します。 

 また10月初めより、日本の農村開発の現場学習のために来日しているミャンマーのスタッフからは、日本での1カ月間の研修を振り返り、今後のミャンマーにおけるオイスカ活動の展望について紹介します。

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2015年

6月

15日

Indonesia 2015.6-4

地域在来種のモクレンを植えました!
地域在来種のモクレンを植えました!

~ひとつの木から環境問題へ~

 MTs トリトコル ヒダヤ イスラム中学校は、ハリムン-サラク山国立公園の近くに位置し、住民の多くは農業で生計を立てています。木が植えられていない土地が今も多くあるため、土砂崩れが頻繁に起こることが問題になっています。子どもたちに、植林活動を通じて、環境を守る大切さについて学んでほしいという思いから、「子供の森」計画に参加しました。初めての活動では、活動をよりスムーズに進めるため、校長先生と先生たちに対して、活動やその意義についてのプレゼンテーションを行い、理解を得ました。

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2015年

5月

07日

2015.5 Indonesia-2

泥だらけになりながらも楽しんだ マングローブの植林
泥だらけになりながらも楽しんだ マングローブの植林

  ふるさとの水と緑を守ろう

 スメネプ第6小学校がある東ジャワ州マドゥラ島は、島の多くを平坦な地形が占め保水力が乏しく、また緑化も進んでいないことが主な原因となり、乾季には深刻な水不足が、雨季には大洪水が発生。自然災害が多発し、水環境の保全が大きな課題となっています。こうした問題に対し、水の保全に向けた地域の緑化と子どもたちの環境意識を高めようとの思いから「子供の森」計画への参加が始まりました。

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2015年

5月

07日

2015.5 Indonesia-1

皆で育てている学校の森は、自然観察などの 勉強にも使われています
皆で育てている学校の森は、自然観察などの 勉強にも使われています

   充実した活動を展開中!

 

 「子供の森」計画の活動では、学校や周辺地域への植林や有機農業、ゴミの分別
に取り組み、またネイチャーゲームなどを通じて地域の自然を観察しました。子どもたちの継続的な取り組みで、学校周辺に緑が増え、村人たちも喜んでいます。

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2014年

10月

22日

2014.10 CFP Ambassadors

インドネシアの活動報告をする子どもたち
インドネシアの活動報告をする子どもたち

インドネシア・ミャンマーから

子ども親善大使が来日しました!


2014年10月1日~11日にかけて、今年3回目となる「子供の森」計画(以下、CFP)子ども親善大使招聘事業を行い、それに合わせてインドネシアとミャンマーから子どもたちが来日しました。


インドネシアからはプトリさん(13)、フェニックスさん(10)、ミャンマーからはピョーくん(10)、ティンさん(10)が、子ども親善大使として来日。東京、埼玉、高知、香川、愛媛を訪問しました。

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2014年

6月

18日

2014.4 Indonesia-5

石ころだらけの敷地に少しずつ植林を進めます
石ころだらけの敷地に少しずつ植林を進めます

『ようこそ!「子供の森」計画へ』 ~2013年度新規参加校紹介~

 インドネシア・ジャワ島東部

この学校は海の近くにあり、学校の周りには魚の養殖池や塩田があります。校庭には樹木がないためとても暑く、またゴミの量もとても多かったので、このような状況を変えたいと思い、「子供の森」計画に参加することになりました。

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2014年

4月

17日

2014.4 Indonesia-4

グリーティングカード作成風景
グリーティングカード作成風景

「子供の森」計画活動でより良い環境を!

 

学校は、メラピ山の南側、海抜970メートルの斜面地帯にあります。「子供の森」計画(以下、CFP)を始めたのは、子どもたちにとってより良い環境を作りたいとの願いからでした。 CFP活動によって、学校には様々な種類の木が育っています。子どもたちは、植林、ネイチャーゲーム、グリーティングカード作りなどの活動に夢中になって います。

CFP活動で行なった植林のおかげで、山岳地帯の土砂崩れも防ぐことができていると、地元の住民からも評価されています。

2014年の目標として、グリーンウェーブへの参加、環境教育、堆肥づくりや有機肥料づくり、苗木づくり、ゴミのリサイクルなどを掲げています。

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2014年

4月

16日

2014.4 Indonesia-3

Selamat siang(スラマッ  スィアン)!こんにちは!私の一日を紹介します。

私はモデル スカブミ小学校で「子供の森」計画の活動に参加しているシティです。

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2014年

4月

16日

2014.4 Indonesia-2

植林の方法についてレクチャーを受ける子どもたち
植林の方法についてレクチャーを受ける子どもたち

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~

2014年1月に「子供の森」計画の仲間入りをしたニェナン小学校は、農村地域にあり、子どもたちの家族のほとんどが農業で生計を立てています。学校の敷地内にはほとんど木がなく、先生や子どもたちの両親たちが子どもたちのために、学校に自然を取り戻したいという願いから「子供の森」計画の活動を始めました。

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2014年

4月

15日

2014.4 Indonesia-1

木についてコーディネーターから熱心に話を聞く子どもたち。
木についてコーディネーターから熱心に話を聞く子どもたち。

『学校全体で「子供の森」計画の活動に参加!』

2008年から「子供の森」計画の活動に参加しているモデル スカブミ小学校。この学校では、「子どもたちに自然豊かな環境の中で勉強してもらいたい」という願いから、校長先生や学校の事務スタッフなども子どもたちと共に積極的に活動に参加しています。そして「子供の森」計画の活動は、環境教育の一環として学校の授業の中に組み込まれることになりました。

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2013年

9月

18日

2013.11 Indonesia-3

エコキャンプに参加した子どもたち
エコキャンプに参加した子どもたち

『食べ物について考えよう!』

インドネシア・スカブミ県

 

6月にインドネシアのスカブミ県で、29の学校から427人の子どもたちが集まりエコキャンプが2日間にわたって開催されました。

「食べ物について考えよう」というテーマの下、環境劇や野外ビンゴなど、環境のことはもちろんのこと子どもたちが健康で安全な食生活を送るためにはどうしたらいいのかを学ぶ様々なプログラムが行われました。

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2013年

9月

17日

2013.11 Indonesia-2

動物となって「果物」を探す子どもたち
動物となって「果物」を探す子どもたち

『ゴミ分別について勉強しよう!』

インドネシア・スカブミ県

 

スカブミ県モデル小学校で、ゴミ分別について学ぶネイチャーゲームが開かれました。

子どもたちはそれぞれ好きな動物になって、学校の敷地内で3つの違う色をした「果物」を探すように指示されました。このゲームでの「果物」とは、プラスチックやアルミニウムなど簡単に自然には戻らない「ゴミ」のこと。動物となった子どもたちは飢えないように必死になって学校中の「果物」を探し、その結果、たくさんの「果物」が学校の敷地内から集められました。

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