バングラデシュのエコバッグ

毎年のように洪水が起きるバングラデシュですが、その原因の一つといわれているのが、投げ捨てられた大量のレジ袋。これが排水管を詰まらせてしまうことで、特に都市部において洪水被害が悪化しているといいます。そこで2002年には、政府によって首都ダッカ市街地でのプラスチック製レジ袋の使用が禁止さ れました。

代わりに用いられるようになったのが、写真のようなネット製の袋や、布製の袋。食料品店から衣料品店までがこうした袋を使用しています。何度も使えるため 環境面経済面の両方で負担を減らすことができるだけでなく、ネット製の袋は万が一捨てられても排水管を詰まらせることはありません。オイスカでも「子供の森」計画の活動の中で、レジ袋だけでなくさまざまなゴミの正しい処理やリサイクルについてのセミナーを行っています。