2011年2月、ケララ州のワヤナッドで山火事が発生しました。この地域の森林官や消防士と一緒にジャワナ・ナボタヤ学校の子どもたち149名と26名の教師等も消火活動に参加しました。この学校は「子供の森」計画の参加校です。火が消し止められるまでの6時間、子どもたちは防火帯(延焼を防ぐために草を刈った道)をつくったり、葉が充分についた枝や水を用いた消火活動で大活躍しました。子どもたちの活躍は地元でも大きな評判を呼び、新聞にも取り上げられたほどです。
残念ながらこの火事では約500エーカー(約200ha)が消失してしまいました。こうした山火事は乾季の間の極度の乾燥と高温による自然発火等が原因で希に起きてしまうとのことです。今後は失われた緑を復元させるために、またこの子どもたちが活躍してくれることでしょう。