2012.2 Cambodia-1

ハッピー・ハッピープログラムの様子
ハッピー・ハッピープログラムの様子

「ハッピー・ハッピープログラム」

カンボジア・カンポンチャム

この学校は1979年にゴムのプランテーションの地域の中に建てられました。このため、子どもたちはゴムの木のことしか知らず、森をつくるための木についてはあまり知りません。森をつくるためには、まず様々な木のことを知る必要があるにも関わらず、学校内にはたった1種類のゴムの木しか植えられていませんでした。そこでオイスカは様々な木のことを勉強するワークショップをした後、子どもたちと一緒に植林をしました。

そして、環境保全活動や木の重要性を地域の多くの人たちにも広めるために、「ハッピー・ハッピープログラム」を行いました。地域の人たちや他の学校の子どもたちもこのイベントに招待し、そして、トゥールトレア小学校の子どもたちは約1ヶ月間練習を重ね、「木はこんなに役に立つ」という劇を演じました。

2011年11月6日に行ったこのイベントでは、子どもたちの演劇、クメールの伝統舞踊、森についてのクイズ、そして学校内での植林が行われ、600人ほどが参加し、地域や多くの人々に“Happy(幸せ)”を届けました。

トゥールトレア小学校(Tuol Trea Primary School)

●活動開始年:2011年 ●生徒数:593名 

●所在地:Tuol Trea Village, Chub Commune, Tbong Khmom District, Kampong Cham Province, Cambodia