『グリーンウェイブで初めての植林』
カンボジア・カンポンチャム
チャムキリ小学校は、学校内に日よけになるような木がほとんどなく、子どもたちは暑い中で勉強をしています。そこで子どもたちのためにも植林を…と、「子供の森」計画を実施することになりました。まず行った環境教育ワークショップでは、子どもたちと先生たちに植林の必要性、木の役割、そして木を育て続けることの大切さを勉強してもらいました。その後、植林ができるように土地を整え、2011年5月21日に、国連が推進するグリーンウェイブキャンペーンに連動し、子どもたちと先生たちは学校に植林を行いました。
木を植えるのは初めての体験で子どもたちは皆大喜び。その後も、自分たちが植えた木への水やりや草取りなど、一生懸命手入れを行っています。植林したばかりの木々はまだ小さいですが、近い将来、木々は子どもたちに見守られながら大きく育ち、新鮮な空気を供給したり、日よけとなって、学校へ良い環境を提供してくれることでしょう。今後もまだたくさんある学校内の空き地への植林を続けたいと思っています。
チャムキリ小学校 Chumkiri Primary school
●活動開始年:2011年 ●生徒数:445人 ●所在地: Tonle Bet, Tbong Khmom, Kampong Cham