2012.2 Papua New Guinea-2

子どもたちに様々な気づきを与えるプログラム
子どもたちに様々な気づきを与えるプログラム

『地球温暖化への気づき』

パプアニューギニア

 

ビラル小学校はココポ地域にあり、周りにはココナッツやカカオのプランテーションが広がっています。近年、新聞などのメディアに地球温暖化がよく取り上げられるようになり、自然災害が世界のいたるところで起こっていることが話題になっていますが、この学校の地域も例外ではありません。大雨で土壌崩れが起こったり、川が氾濫したり、自然災害がいくつか起こり、プランテーションや人々の生活にも被害が出てしまっています。

ビラ小学校の子どもたちは「子供の森」計画に参加し、地球温暖化について学び、なぜ自分たちの地域で被害が起こってしまったかを知りました。そして、学校の周りにもっと植林をして、環境を守っていくことで、将来、これらの災害を防ぐことへ繋がることに気づきました。

コーディネーターは、子どもたちが楽しみながらも気づきを促すプログラムの実施を心がけ、自らの手で木を植え育てることで、木の恩恵を感じ、木を大切に守っていきたいと思う、子どもたちの気もちも育てています。植えた木々の成長と、これからの子どもたちの成長が楽しみです。

植林開始!みんなで苗木を運びました
植林開始!みんなで苗木を運びました

ビラル小学校 Birar Primary School

活動開始年:2011年 ●生徒数:200人 ●所在地:Kokopo, East New Britain