『環境に優しい学校をめざして』
フィリピン・ケソン州
2011年8月17日、18日に「子供の森」計画ケソン支部が教育省、地域環境保護局、地域自治体と合同で、”持続可能で環境に優しい学校をめざそう!”をテーマに「子供の森」計画セミナーとエコキャンプを開催。12校から集まった子ども達、コーディネーター、自治体職員など、合わせて60名が参加しました。
有機農法の専門家のシルビア・バラグさんをはじめとした経験豊富な講師陣を迎え、セミナーとキャンプは地域の人たちに現在の地球環境問題について情報を提供する場となり、さまざまな環境問題や環境保護の手段などについても話し合われました。特にエコキャンプでは有機農業への転換について話されました。
体験学習では、生産量と収益の拡大、食料の安全性、土壌の改善など有機農法の利点や持続可能性などに重点がおかれました。体験学習の他に、様々な種類の発酵肥料を作る講習や実習を受け、また、ケソン州内で生産された多様な有機生産物を集めたアグリツーリズム博覧会2011へも行ったりしました。
今回学んだことを、学校の友達、家族、地域の人たちと共有することを約束して、二日間のセミナーとエコキャンプを終えました。参加者にとって有意義な二日間となったようです。