2012.8.28 Mongolia CFP

『モンゴルの大地にて「子供の森」計画進行中』

モンゴル

 

2010年より「子供の森」計画をスタートさせたモンゴル。少しずつですが、活動はモンゴルの大地にしっかりと根をはってきています。

2012年5月12日、モンゴル国ブルガン県のエルデネト第一幼稚園、ブガット中学校にて「子供の森」計画の植林活動が実施されました。5月12日はモンゴル国の「全国植林の日」で、それに合わせて実施したものです。また、グリーンウェイブの活動としても登録されました(グリーンウェイブ活動の様子はこちらのページをご覧ください)。

今回の植林地ブルガン県はスキー選手を輩出していることで有名で、2011年冬にはオイスカ・モンゴルが中心となって青森県や北海道から中古スキーを集め、同県に寄贈しました。それがきっかけとなり今回両校が「子供の森」計画に参加しました。

植林の当日は幼稚園では30名、中学校では35名の子どもたちが集まり、その親たちや近隣住民も集まり大変なにぎわいでした。植林活動は子どもたちにとっ て初めての経験で、みんな大はしゃぎ。楽しい活動を期待して目を輝かせ、亜寒帯から温帯で生育するヤナギやニレのほか、リンゴやラズベリーなどの果樹を植 林しました。

当日活動の中心になったのは、オイスカの訪日研修経験のある4名の研修生OGたち。2008年から2011年にかけて西日本や四国のオイスカ研修センター で研修を受けた彼女らはいずれもモンゴルに帰国後も研修成果を生かしてそれぞれの職場で活躍していますが、それと並行してオイスカの活動を推進したいと考 え、「子供の森」計画の実施に力を入れています。四名寄り集まってまるで姉妹のように協力し合いながら、モンゴル国でのオイスカの活動の発展に意欲を燃や しています。