2013.3 Cambodia-1

どうやって植えたらちゃんと育つかな?
どうやって植えたらちゃんと育つかな?

『環境にやさしい学校を目指して』

カンボジア

マリーム・チーク小学校はカンボジアで3番目に大きな街、カンポンチャムにある小さな学校です。2012年4月下旬に、「子供の森」計画のコーディネーターによる環境保護に関するワークショップが開かれました。子どもたちは地球温暖化に関するビデオを観た後、森のめぐみや、環境保全、リサイクルなど、環境に関する様々なことを学びました。ワークショップを通して学んだことを実践しようと、子どもたちは木を植えるため60この穴を掘りました。

そして5月下旬。コーディネーターに教わりながら、二人一組になって木を1本ずつ丁寧に植えていきました。しかし、ただ木を植えるだけでは、本当の環境保護にはならないということをワークショップで学んだ子どもたちは、自分たちの学校内をきれいにしたり、ごみを減らしたりする方法を考えました。その結果、「ゴミの分別をしっかりする」、「ビニール袋を使わないようにする」など、様々なアイディアが出され、今もみんなで実行しています。子どもたちは自分たちが描く環境にやさしい学校の実現に向けて日々頑張っています。

マリーム・チーク小学校 Maream Teak Primary school

・活動開始年:2012 ・生徒数:376人 

・所在地: Tbong Khmom District, Kampong Cham Province