『ホンオニクとニクジュヨウ』
中国・内モンゴル自治区阿拉善地区
ホンオニクはアカザ科の植物の根に寄生する植物で、その肉質茎を乾燥したものはニクジュヨウと呼ばれ、強壮作用のある生薬として知られています。オイスカでは、砂漠地帯で植林を進めているソウソウという植物の根にこのホンオニクを寄生させ収穫し、ニクジュヨウとして販売することで、植林が砂漠化防止や緑化のみではなく地元住民の生活向上のための収入源にもつながるよう取り組みを進めています。
この取り組みを始めてから、地元住民の植林協力の意欲が一段と上がり、生活向上と環境回復の両立した取り組みとして注目されています。