『学校教育に組み込まれた「子供の森」計画』
インドネシア・ジャワ島西部
スカブミ・インターナショナル・スタンダード中学校は2012年に開校したばかりの新しい学校で、生徒の数も16人と少ないのですが、開校と同時に「子供の森」計画に仲間入りしました。毎週月曜日の環境教育のクラスを活動日として積極的に活動しています。活動の中で子どもたちは校庭の土に堆肥を混ぜ、三種類の苗木を植え、実が収穫できるまでの成長過程を比較しました。
その結果、パパイヤの木が一番早く成長し、実も収穫できることが分かりました。そこで、子どもたちは、早速校庭内で植樹できる場所を話し合い、パパイヤの苗木を植えていくことにしました。
この学校での「子供の森」計画の活動は、英語や数学のように一つの科目として学校教育に組み込まれており、子どもたちの活動には成績もつけられます。しかし、子どもたちは自分たちが考え、行動し、そして木を育てることのできる「子供の森」計画に楽しんで参加しています。
スカブミ・インターナショナル・スタンダード中学校 Sukabumi International Standard Junior High School
・活動開始年:2012年 ・生徒数:16人
・所在地:Cikembar, Kab. Sukabumi,West Jawa