『森と遊ぼう!』
マレーシア・サバ州
オイスカの研修センターの近くにあるパグオカン小学校は、マレーシアで「子供の森」計画が始まった1992年から活動を続けています。20年もの間、毎年地道に先生や子どもたちが協力して木を植え、手入れをし続けた結果、今では素晴らしい森へと成長し、子どもたちのお気に入りの遊び場となっています。
2012年には、森遊びを通じて環境を守る大切さを子どもたちに知ってもらおうと「森と遊ぼう!」というイベントを開催し、約120名の子どもに加え、30名の先生や地元の教育省関係者なども参加しました。イベントでは、自然に親しむネイチャーゲームや、木と木の間にロープを渡して滑車で滑り下りるターザンロープなど様々な森遊びで子どもたちは大はしゃぎ。また木の端材でつくったつみ木で理想の村をつくるなど、木の香りとぬくもりに包まれながらのワークショップも行いました。
今回の森と遊ぶイベントで、自然の中で遊ぶことの楽しさや環境保護の意味を知った子どもたちは、これからも森を大切に守り育てて、次の世代へと引き継いでいくことでしょう。
パグオカン小学校 Paguokon Primary School
・開始年:1992年 ・生徒数:220人 ・所在地:Tenom, Sabah