『カンボジア人のソウルフード、プラホック』
カンボジア
塩漬けした魚を発酵させて作るプラホックはカンボジア料理には欠かせないものです。カンボジアで魚が獲れるのは12月と1月の2か月と短いため、魚があまり獲れない時期に食べる保存食として作られていますが、塩けが強い上に独特な風味があるのでご飯や野菜につけて食べるだけでなく、スープや炒めもの味付けなど様々な料理に使われています。
その独特な強い臭いから「カンボジアのチーズ」とも呼ばれています。長期間保存することができるので、洪水や干ばつが発生した時には非常食としても活躍しています。