『森の恵みを守るために』
パプアニューギニア・ニューブリテン島ならびに周辺の島々
自然豊かなバイニング山脈に住む人たちは、森から得られるものを食べて生活しています。例えば、イリンガと呼ばれる木の枝に似た昆虫はプロテイン源として村人たちの食卓へ上り、アーホン(ショウガ科)と呼ばれる大地につぼみを現して赤い花を開く植物は、その花の甘い蜜が子どもたちのちょっとしたおやつになります。
しかし近年、この地域でも開発が進み、人々が今後も森の恵みを享受できるのかが危ぶまれています。「子供の森」計画の活動を通じて、環境を守る大切さを学んでいます。