『台風の被害を軽減するために』
フィリピン・ミンダナオ地域
2012年12月、フィリピン南部を超大型の台風24号が襲いました。最大風速が約50メートルにもなったこの台風は、ミンダナオ島各地で鉄砲水や土砂崩れなど甚大な被害をもたらしました。フィリピンは台風の通り道になっており、毎年のように各地で洪水や土砂崩れなどを引き起こし、その被害は深刻です。また最近は気候変動の影響か、台風が発生する時期や通るコースがこれまでと変わってきており、それも被害を大きくする一因となっています。
「子供の森」計画では、こうした台風による土砂崩れなどの被害を最小限にするためには、山の保水力を高めること、つまり植林を行うことが重要だと子どもたちに教えています。