2013.4 Myanmar

オイスカミャンマー
「子供の森」計画が大きく紹介された国営新聞

『新聞で「子供の森」計画が紹介されました!』

ミャンマー

先月、ミャンマーの国営新聞(3月18日付)に「子供の森」計画の紹介記事が載りました。
オイスカが活動するイェサジョ郡在住の新聞記者の方がセンターの活動にとても興味をもって下さり、記事が登場することに!「子供の森」計画や去年実施されたワークキャンプについてのインタビューが現地のセンターで行われました。スペースも大きく紹介された記事をご紹介します!

 

まずは、「子供の森」計画そのものについて、オイスカ農林業研修センター・藤井所長のコメントが紹介されました。

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「子供の森」計画の目的は、自分のふるさとにある森や自然を、人間のみならず生物全体のために守ろうとする心を養いつつ、持続的な地域発展についても心を向けられるようになることです。
「子供の森」計画の活動はまず子どもたちが学校に小さな森をつくることから始まります。環境について学び、自分たちで木を植える。そしてやがて学校の中だけでなく、その地域や周囲でも自主的に木を植えるようになる習慣が身につくことを狙いとしています。子どもたちがメインの活動ではありますが、教員や保護者にも積極的に参加してもらう必要があります。こうして大人と一緒に活動することも、将来子どもたちが自分たちが暮らす地域の環境について、自分の頭で考え行動できるようになる一助となると考えています。

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そして、昨年実施されたLove Furusato Work Campについて、現地センタースタッフのニーニーソウさんが開催の目的などを紹介しました。

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自分たちが生きる地球を愛し、子どもたちのリーダーシップを養成するため、2012年12月22日から30日まで、オイスカ研修センターにて計20校40名を対象にワークキャンプを実施しました。
ワークキャンプではネイチャーゲーム、農業畜産体験、お菓子づくり、ゴミの分別や環境衛生について、子どもたちに学んでもらいました。

「ふるさと」という日本語は自分が生まれ育ったところを意味し、そこには地球も含まれます。
村、町、国といった境は人間が決めただけにすぎず、地球上のすべての生物や自然も、私たちのふるさとの一部なのです。言い換えれば、美しい花や山脈、森の動物などすべてはふるさとの宝物。あらゆる生物が生きるための酸素を産み出してくれる木々や森は、非常に貴重な価値をもつ、生命をつなぐ存在だと思います。今世紀において、私たちのふるさと地球は破壊が進んでいます。森林伐採、生物多様性の損失、地球温暖化など、私たちが直面している問題を解決するための責任は全人類にあります。
将来のためにも子どものころからふるさと地球を愛し、守ろうとする心を養っていく必要があると考え、このキャンプを実施しました。

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こうしたインタビューの紹介後に新聞では、『オイスカ農林業研修センターがイェサジョ郡を活動拠点とし、人材育成にとって貴重な宝となる子どもや児童を環境保全活動に参加させるため、「子供の森」計画を実施していることは非常に参考となる事例である』、と活動を評価しています。そして記事の最後は、「自分たちの生まれ育ったふるさと、そして地球の持続発展のため、私たちみんなで手を取り合い、協力していきましょう」というメッセージで結ばれています。