2013.3 Philippines-6

川沿いを植林する子どもたち
川沿いを植林する子どもたち

『隣州の学校で出張植林』

フィリピン・ヌエバビスカヤ州

この学校が建つ地域は、かつてはヌエバエシハ州の一部でしたが、州境の改定により隣のヌエバビスカヤ州に吸収されました。今回、学校側から「子供の森」計画に参加したいとの要望を受けましたが、ヌエバビスカヤ州のオイスカの拠点からは遠いためにヌエバエシハ州の「子供の森」計画の一部として活動を始めました。
 12月15日、初めての活動の日。クリスマスシーズンだったため、まずは全員でプレゼント交換をしてから、植林を行いました。生徒35名、父兄30名が参加し、学校の敷地内と、近くを流れる川沿いに100本の苗木を植えました。この川は、ヌエバエシハ州最大規模のパンタバンガン・ダムに流れ込んでおり、水源となる流域の緑化は重要な課題です。

きつい斜面は父兄がお手伝いしてくれました
きつい斜面は父兄がお手伝いしてくれました

またこの地域にはイゴロット族、イロンゴ族、イロカノ族など様々なの民族が住んでいます。「子供の森」計画では、こうした民族の子どもたちが一緒になって活動を行うことで、協力して一つのふるさとを守っていく姿勢を身につけてもらうことを目指しています。

バリントゥゴン小学校 Balintugon Elementary School

・活動開始年:2012年 ・生徒数:86人
・所在地:Sitio Balintugon, Lub-Lub, Alfonso Castañeda, Nueva Vizcaya