『グリーンウェイブ2013　各国からのレポート』

今年も「子供の森」計画ではグリーンウェイブにたくさんの子どもたちが参加し、地球を覆う「緑の波（グリーンウェイブ）」の一部となりました！

世界各地から、バラエティに富んだ活動報告が続々と送られてきました。自分たちのふるさとの森の多様性をを守るために様々な在来種の木や厳しい自然環境でも育ちやすい木を植えたり、木がどんな働きをしているかを知るためのワークショップを開いたり、木の正しい植え方や世話の仕方を学ぶなど、充実した活動が行われたようです。

昨年、親善大使としてインドネシアから来日したジャバールとザルファのいる学校（活動報告７）でもグリーンウェイブを実施しました。今年は学校林の多様性を向上させるために、インドネシア西ジャワの熱帯雨林の固有種であるキシレウム（Kisireum）の苗木を4本植えました。彼らが親善大使として日本に行って以来、グリーンウェイブはとても特別な行事となっているようで、地球環境を守るためにも毎年参加しようと一段と高い意欲を見せています。

また、砂漠化が深刻な問題となっている中国内モンゴルの学校（活動報告１）では、阿拉善（アラシャン）の在来種で、水が少なくても育つソウソウの苗木を植えました。その数、なんと500本！ブラザー工業（上海、北京）より10人、陜西師範大学より3人が強力な助っ人として参加していただき、無事に活動を終えることができました。

今年もグリーンウェイブに参加した学校にオイスカと国連生物多様性条約事務局が連名で発行するグリーンウェイブ参加証書も授与されました。