『緑豊かでゴミのないふるさとを目指して』

「子供の森」計画のコーディネーターが訪問したことをきっかけに、2011年に活動を開始したカイン小学校。学校の敷地内には木が数本生えているだけでした。多くの家庭でヤギを放し飼いしているため、植林をするたびにヤギに木を食べられてしまうということが繰り返されていました。

そこで校長先生は学校のスタッフに指示をして、ヤギが植林地に入らないように学校の柵を直し、子どもたちの植えた木を守っています。また、乾燥地のため水の確保が大きな課題でしたが、今年、雨水を貯めるためのタンクを設置することができ、子どもたちは大喜び。自分たちが植えた木にこまめに水やりをし、今は78本の木がすくすくと成長しています。また、この学校では村の清掃活動にも力を入れ始めました。月に一度、先生と子どもたちは村中を回って、ゴミを拾っています。おかげで子どもたちのごみ問題に対する意識が向上しています。緑豊かでゴミのないふるさとを目指して、子どもたちは日々、頑張っています！