2014.4 India-7

『一人一本木を植えよう!』

インド・南インド

南インドにあるジャワハル・ナヴォダヤ・ジドウヤラヤ校は、鉄道の駅から11キロ離れたパラヤドナダという小さな村の丘の上にあります1994年に「子供の森」計画(以下、CFP)を始めるまで、この丘は不毛の土地と言われていましたが、現在は緑化が進み、様々な樹木や野菜園でいっぱいです。また、雨水を利用した水供給システムも設置しました。

CFP活動を始めた理由は、学校の児童たちに植林の大切さを理解させ、責任感を持ってもらい、また地域全体で環境汚染について村の住民たちと一緒に取り組む意識を高めるためです。もちろん、一番の目的はこの不毛な丘にある校庭を緑でいっぱいにすることでした。その目的は今、達成されています。生徒たちは、植林活動への参加だけでなく、苗木への水やりや肥料の散布などの作業も喜んで行っています。CFP活動を通して、彼らの環境意識や社会的な責任感もとても向上したように思われます。ゴミのリサイクルやエネルギーの節約といったことの重要性についても、かなり理解が深まってきているようです。

2014年度は、校庭で「一人一本植林」キャンペーンを進めると共に、公共の場所でも植林や清掃活動を行う予定です。その他にも、交通安全運動や生態系についての討論会も企画しています。今後の活躍に乞うご期待です!

ジャワハル・ナヴォダヤ・ヴィドウヤラヤ校                        Jawahar Navodaya Vidyaraya School

・活動開始年:1994年 ・生徒数:750人 ・所在地:

Palayadnada Post Manipur, Vadakara, Kozhikode District