『村のみんなでCFP活動!』
タイ・スリン県
この学校は、全校生徒75名と小規模で、幼稚園から小学6年生までが一つの校舎で学んでいます。児童や村人たちに自然や地域の環境へ意識をむけてもらいたいという思いで、2010年からCFP活動に参加しています。小規模な学校ながら、約2.7haある敷地面積のうち、校舎の前にはグラウンドと畑があり、校舎の裏には児童や教師、村人たちで一緒に植えたチークの森があります。
五つの村から子どもたちが学校へ通い、グアイ語(象使い民族の言語)とタイ語を話しています。両親のほとんどは農業に従事していますが、中には象を飼っている家もあり、象使いとして日本に訪れた事のある人も多いそうです。
この学校では、子どもたちだけでなく、教師や村人も一緒に木を植え、木の管理を行っていて、村が非常に協力的であることが印象的です。植林した木についても、名前や薬としての使い方などを学んでいます。
また、木を植える活動だけではなく、有機農業やネイチャーゲームにも熱心に取り組んでおり、今後のさらなる活躍が期待されます。
バーンサーラ学校 Bansala School
・活動開始年:2010年 ・生徒数:75人
・所在地:Bansala School,Grapo Sub-District,Tatoom District,Surin Province