2014.10 CFP Ambassadors

インドネシアの活動報告をする子どもたち
インドネシアの活動報告をする子どもたち

インドネシア・ミャンマーから

子ども親善大使が来日しました!


2014年10月1日~11日にかけて、今年3回目となる「子供の森」計画(以下、CFP)子ども親善大使招聘事業を行い、それに合わせてインドネシアとミャンマーから子どもたちが来日しました。


インドネシアからはプトリさん(13)、フェニックスさん(10)、ミャンマーからはピョーくん(10)、ティンさん(10)が、子ども親善大使として来日。東京、埼玉、高知、香川、愛媛を訪問しました。

国際協力の日の集いで、新しいCFPイメージソング「森の息吹」を披露
国際協力の日の集いで、新しいCFPイメージソング「森の息吹」を披露

11日間のプログラムの中で、親善大使の子どもたちは小学校での活動報告・交流会や支援企業への訪問、グローバルフェスタへの参加や科学館及びゴミのクリーンセンターの見学などを行いました。


活動報告の中でミャンマーの親善大使たちは、自分たちが住む村は雨が一年で40~50日しか降らず、雨が降らない時には川の底を掘って水を集めること、CFPの活動で木を植える時も土がとても固く、大きな穴を掘って、植林に適した土を持ってこなくてはいけないこと、一方でCFP活動を通して野菜作りやゴミの分別ができるようになってきたことなどを発表しました。

 

インドネシアでは、森林減少によって洪水や地滑り、山火事、干ばつなどの環境問題が起こり、トラやオランウータンなどの希少な動物も減少していることを発表しました。CFPでは植林を行ったことで、学校のみんなで遊べる森ができたこと、またおいしい果物が採れるなどみんなで育てた森の恵みについて紹介しました。その他にもエコキャンプやゴミのリサイクル、コンポストづくり、野菜づくりなど様々な活動を行っており、発表した子どもたちは力強くみんなで環境を守っていきましょうと訴えかけていました。

それぞれ母国語であるインドネシア語とミャンマー語しか話せない中、子どもたちは身振り手振りや覚えたての日本語を駆使しながら互いに、そして日本の子どもたちとも自然にコミュニケーションがとれるようになっていました。それぞれ抱える問題は違っていても、同じ地球というふるさとに住み、環境問題の解決に向けて取り組む存在として認識し、理解しあう貴重な機会になったようです。

また、10月6日に行われたオイスカ「国際協力の日の集い」では、CFPの新しいイメージソング「森の息吹」がお披露目になりました。作詞・作曲をしていただいた作曲家の栗谷さんと一緒に、親善大使たちもステージに上がり、一緒に考えた振り付けでダンス。その可愛らしいダンスで会場を魅了していました。この「森の息吹」はYoutubeで視聴することが可能です。是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=XMStsJrFHE8