楽しく学ぶ 自分のふるさと
バーンチョークタイ学校は生徒数が122人、教師が8人の小さな学校です。学校は村の真ん中に位置しており、校舎の裏側には村人の田んぼが広がっています。村の主な産業は稲作で、カンボジア語とタイ語が話されています。昨年の「子供の森」計画では、チークやライムの木などを地域住民とともに、協力して植林しました。また、子どもたちは自然や農業、自分の村についての理解を深めようと、ネイチャーゲームや地域の伝統的な踊り(ガントルム)、ハーブの庭作りなどに力を入れて取り組みました。
担当の先生は、「子どもたちは活動を通じて環境について楽しく学ぶことができました。この活動は環境を改善するだけではなく、子どもたちの意識を高めることができる活動です。学校、村やお寺がお互い協力しあって取り組んできたため、以前より地域全体で深い関係を築くことができました。子どもたちは自分の住む地域について文化や様々な知恵を学んだことで、これからのふるさとを担っていく人材になってくれることを期待しています」と話してくれました。今後も地域の方々と協力しながら、ふるさとを大切に守る子どもたちを育てていきたいと思います。
バーンチョークタイ学校 Banchoktai School
●活動開始年 2012 年 ●生徒数 122 人
●所在地 Ulog Sub-District, Lamduan District, Surin Province