プログラムが生んだ、子どもたちの発明グ
南インドケララ州にある、スリムーカンビカヴィディヤニケタン学校は、乾燥地にあり、地域は水不足の問題を抱えています。こうした問題に対して、地域に緑を広げるために2014年に「子供の森」計画の活動に参加しました。学校の土地も乾燥しているなどの問題を抱えていますが、先生や地域の人々の助けを借りながら、植林活動を行っています。活動に非常に熱心なアブラムくんは、この活動のために飲料ペットボトルを使い、点滴灌漑を導入しました。このような生徒たちによる自発的な活動を目にした校長先生は、「植物を植え育てる取り組みによって、若い世代の心も確実に育っている」と活動の成果を実感しています。今後は植林地を広げながら、地域の水保全についても皆で考え、取り組んでいきたいと思います。
スリ ムーカンビカ ヴィディヤ ニケタン学校/ Sree Mookambika Vidya Niketan
●活動開始年 2014年 ●生徒数 270人●所在地 Ambalavatta, Mannarkkad, Kerala