2015年の国際グリーンウェイブ活動にフィジーの地元住民やCFP活動参加校が参加しました!
2015年5月22日にフィジーのCFP活動参加校が2015年のグリーンウェイブ活動に参加しました。この活動は国際生物多様性の日に合わせて行われました。午前10時にオイスカフィジーのコーディネーターが5つの学校で植林活動について説明を行い、ノコノコ地区学校、ラトゥイライサ記念学校、ラトゥネマ二記念学校、ナワイ公立学校、ラトゥラティナナ小学校がそれぞれ参加しました。今年の活動テーマは、「1つの学校に、1本の木、自然へ1つの贈り物をしよう」で、それぞれの学校にて校長、もしくはコーディネーターの先生と選ばれた学生による記念植樹としてサポジラの苗木を植樹しました。ラティアナ小学校では植林が十分ではない地域のために、生徒や先生が全員参加するワークショップを開催しました。活動中はその地域の様々な種類の木や果物の木を植えました。学校でのCFP活動は木に対する知識がない学生たちとともにダクアやヴェシ、バウムリ、コカ、ヤシとクラといった地域固有の木を植える努力をしており、高く評価されております。また、その地域にあるココナッツの苗木を植えたりもしました。特にフルーツ公園を作った学校の子どもたちは、ランブータンやマンゴスチン、カビカ、マンゴー、サワーソップ、アボガドなどの果物の苗木の植樹をとても楽しんでいました。活動は平均1時間半で128本の違う種類の木を植樹し、生徒、先生全員で624名が参加しました。
グリーンウェイブ植樹には、コーラル・コーストにあるナソソ村からの参加者もいました。地元や世界の環境について知ってもらうための簡単なプレゼンテーションに参加して以来この活動に参加しています。最近、村では海面上昇や高波が家まで押し寄せてくるなどの問題に直面しています。家々を守るために、村の人たちはディロやタボラ、ナワナワやヤシといった海岸に生える木々を海岸線に沿って子どもたちとともに植えており、これらの種類の木々はまたよい防風林ともなっています。 学校の子どもたちや村の人々とともに、みんなで集まり、植林するCFP活動は、フィジーの森林周辺のコミュニティの維持や回復、そして気候変動による地球規模の脅威から地域を守り、それを緩和していくという、CFPの本質的な活動であり、ゴールでもあります。