2015年12月に各学校の子どもたちを集めて合同研修(エコキャンプ)を行った様子が新聞に掲載されました!
コーディネーターのバンさんが訳してくれました。概要訳は下記のとおり。
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今地球では、気候変動、種の絶滅などの問題があり、環境が悪くなっています。なので環境を守る必要があります。もし守らなかったら、地球はどんどん悪くなるでしょう。生物の種の多様性が失われ、生態系も壊れていきます。 環境を良くするために、植林するのは一番大事な仕事です。世界中で、森がなくなっているので、「子供の森」計画(以下、CFP)のプログラムで木を植えていくことはとても重要です。
CFPはオイスカが始めました。オイスカは1961年日本で創立されたNGOです。
オイスカは、今、世界32カ国で CFPが実践されています。その中にミャンマーも含まれます。2001年から、エサジョ郡の60の学校が参加しています。
DOAオイスカ農業研修センターはエサジョに1997年から活動を行っています。CFPは、子どもたちが中心のプログラムです。自分の生まれた「ふるさと」の森や、そこに住む生き物を守る考えを育む活動です。CFPは、環境を教え、植林の大事さが、少しずつ子供たちの心に入っていくようにするプログラムです。学校だけではなく、自分の村の森を作る運動です。CFPは、先生、親たち、村の人たちみんなの力で子どもたちに教えます。そうすると、子どもたち大きくなったとき、緑が好きな気持ちが残ります。大人になったとき自分でふるさとの緑を増やしていくようになります。
Love Furusato Work Campは、豊かな環境がほしい、大事だ、自然を好きだという心を育むためのプログラムです。学校の子どもたちをDOAオイスカセンターに呼んでワークキャンプを行います。20の学校から40名が参加しました。
ワークキャンプでは、子どもたちが遊びながら、勉強します。DOAオイスカセンターの有機農業を体験し、鶏やうずら、養豚のことも勉強します。
ふるさとは、日本のことばです。ミャンマー語だと「ムェヤッミェ」です。
私のふるさとは、「パッカンジ」です。「パッカンジ」は「エサジョ」にあるから、「エサジョ」は私のふるさと。「エサジョ」は、「マグウェイ」にあるので、「マグウェイ」は私のふるさと。「マグウェイ」はミャンマーにあるから、「ミャンマー」は、私のふるさと。「ミャンマー」は「アジア」にあるので「アジア」は私のふるさと。「アジア」は「地球」にあるので、「地球」は私のふるさとです。
子どもたちはそのような勉強をして、「地球」がふるさとだということを学びました。
日本やミャンマー、中国などの国は、人間が決めて作りました。国境は人間が作りました。
しかし水や風や土は「ふるさと」のものです。桜は、日本にありますが、それは、地球を美しくしています。ヒマラヤは、地球にあります。その綺麗な水は、地球の水です。中国のパンダや動物たちすべては、ふるさとの宝物です。アマゾンの森は私たちが生きるため必要な酸素を出している大事なところで、ふるさとの宝物です。
今はふるさとが壊れています。森もなくなり、生き物が少なくなっています。
氷が溶けています。いろいろな問題は、人間が責任です。将来人間社会のリーダーになる子どもたちに「ふるさとを大事にする気持ち、ふるさとを守り、ふるさとを再生すること」を教えているのがCFPです。
CFPは、大事な計画です。今、全国の学校の先生たちも「子供の森」計画を自分の学校で実践してほしいです。