
植林の成果が芽を出しました!
ロハン学校は山に囲まれており、晴れた日には校庭からマレーシアの最高峰であるキナバル山が見えます。豊かな緑に囲まれた地域ですが、近年進行している森林破壊に対して、環境保全の大切さを伝えるために「子供の森」計画に参加しました。
活動に積極的なアフマド校長先生は、「2005年に日本の方々と一緒に植えた木々が小さな森へと育っています。この森でテントを張り、年間3回の環境キャンプを行っています。生徒たちは楽しみながら身近な森の働きについて学ぶことができるこのプログラムが大好きです」と嬉しそうに話してくれました。16歳のエレアノル・ジョルさんは「木々が暑い日差しから私たちを守ってくれるようになりました。

植林に協力をしてくださった日本の皆さんに感謝しています。また、森がないと洪水や土砂崩れなどの大きな災害につながることを学びました。森を守ることの重要性に気付き、災害からふるさとを守るためにも地域の森がハゲ山にならないよう守っていかなければならないと思いました」と決意を新たに語ってくれました。2005年からの教育の成果も少しずつ見え始めています。
SMK Lohan/ロハン学校
活動開始年 2005年
生徒数 1400人
所在地 Ranau, Sabah