2017.4 Philippine 1

ゴミを使って何を作ろう…想像力を最大限に活用し て、オリジナリティに溢れる作品を作りました
ゴミを使って何を作ろう…想像力を最大限に活用し て、オリジナリティに溢れる作品を作りました

 

想像力を豊かにするリサイクル活動

 

マラナン小学校は、フィリピンの南西部に位置するパラワン島にある学校です。幹線道路沿いにありますが、すぐそばにはきれいな海が広がっています。1997年から「子供の森」計画に参加している同校の周りには、子どもたちが植えた木々が大きく育っています。この地域では、大雨の際に川が氾濫して洪水が起こることがありますが、木々が育つことで、そうした災害の被害が軽減されたという嬉しい報告も聞かれるようになりました。

校庭に育った木に、何の木か分かるように木の名前 を書いた看板を付けました
校庭に育った木に、何の木か分かるように木の名前 を書いた看板を付けました

2016年には、この土地に適しており、子どもたちにも馴染みの深いマホガニーを植林しました。自分が育てた木の管理を続けることで、子どもたちの中に木を愛する気持ちが少しずつ育っているようです。また、子どもたちが楽しみながらリサイクルについて学べるようにゴミを使ったリサイクル工作などにも取り組みました。同校の先生からも「リサイクルの活動は子どもたちにとって良い学びになっています。行動や考え方も少しずつ変わってきているように思います。子どもたちの根気強さと活動に対する関心の高さには驚いています」と子どもたちの嬉しい変化を語ってくれました。

Maranan Elementary School/マラナン小学校

活動開始年:  1997年 

児童数:    222人

所在地:    Maranan, Narra, Palawan