砂漠化を食い止めよう!
ウズベキスタンは国土の80%が砂漠化しており、政府も植林政策を進めています
が、砂漠化の速度には追いついていない状況です。首都タシケントから450km離れ
たキジルクム砂漠北東部にあるドンガラク村(約100世帯)の第27小中学校(校長ジョン・アハマド氏)では、2014年から「子供の森」計画を開始。中国内モンゴル自治区で進む砂漠化防止プロジェクトの知識や技術を活用して、植林活動を行っています。
2016年5月22日には、日本の支援者の皆さんと一緒に、5000本の灌木サクサ
ウールの植林活動を行いました。サクサウールは、普段の生活の中で煮炊きに使わ
れ、年々伐採が進み急速に数が少なくなっています。3年目の活動ということもあり、教師や子どもたちは、植林作業にも慣れてきており、日本の支援者の皆さんと共に汗を流して植林しました。当日は歌や踊り、紙芝居や朗読などの文化交流も行い楽しい
一日となりました。内モンゴルでの緑化方式が根付けば、この地においても砂漠の緑
化が可能になるはずです。砂漠に緑が広がるように願いを込めて頑張る子どもたち
の取り組みにこれからも注目です。
ドンガラク村第27小中学校
活動開始年: 2014年
児童数: 87人
所在地: Dongalak villadge, Navoy State, Uzbekistan Dongalak villadge No.27 school