意識が変わると行動も変わる
ニャウン・ピン・ユワ小学校は中央乾燥地帯であるイェサジョ郡に位置しています
が、チンドウィン川から近いため、他の地域と比べると植物が比較的生育しやすい環
境にあります。そのため村人の多くが農業を営んでおり、主に豆類を栽培しています。2007年から「子供の森」計画の活動を始め、2016年は薬にもなるのニームや成長の早いシリス、日陰を作るホウオウボクの木を植林しました。
活動を始める前は、先生や子どもたちの環境に対する意識がとても低かったのですが、校長先生が熱心に植林の意義や環境を守る大切さを伝えてきた結果、現在では子どもたちが積極的に植林や環境保全活動を行うようになりました。ダウ・キン・ミン校長先生は「活動を始める前は木が全く無い学校でした。しかし現在は植林した木が大きくなり、日陰ができたことによって子どもたちが外に出て遊んだり勉強したりすることができるようになりました。先生の指示を受けることなく、自主的に木に水をあげてお世話をするようになりました」と話してくれました。環境への意識が少しずつ育ってきたニャウン・ピン・ユワ小学校。今後の取り組みに注目です!
Nyaung Pin Ywar Primary School/ニャウン・ピン・ユワ小学校
活動開始年 2007年
児童数 65人
所在地 Nyaung Pin Ywar, Yezagyo Township, Magway