2017.5 Myanmar 2

砂地に立つ学校。今後緑が増えていきますように
砂地に立つ学校。今後緑が増えていきますように

 

「子供の森」計画に

仲間入りしました!

  

ゼヤマ小学校は児童数36人の小さな学校です。この学校は以前、大きな川の近くにある村の中にありました。しかし不運にも大雨の影響で洪水と地すべりが発生し、村人は今まで住んでいた地域から避難を余儀なくされました。学校も川の近くから移転し、オイスカを通じて日本の方々の支援で新しく建て直されました。

教材不足のミャンマーでは、環境教育の教材づくり も大切な活動の一つ
教材不足のミャンマーでは、環境教育の教材づくり も大切な活動の一つ

当初、村人たちは「子供の森」計画の意義を認識していませんでしたが、日本の方々

と一緒に行った植林活動や環境セミナー等を通じて、木や自然に対する関心が少しずつ高まってきています。ダウ・ヌ・イ村長は「活動を通じ、子どもたちだけでなく、地域住民も色々なことを学んでいます。ゼヤマは昔、川辺にある村でしたが、土砂崩れのために別の場所に移転しました。砂埃が舞い、乾燥している地域で、土壌の質は良くありません。子どもたちが良く学び、行動することで、将来この場所が新たな美しいふるさととなるよう願っています」と切なる願いを語ってくれました。乾燥や土質等の問題はまだまだありますが、植えた苗木は大切に管理しながら、緑豊かな環境を目指して今後も植林活動を続けていきます。

Za Ya Ma Primary School/ゼヤマ小学校

活動開始年   2016年 

児童数         36人

所在地         Za Ya Ma Village, Yezagyo Township, Magway