昔の自然を取り戻したい!
サプマル カマラ学校は北西部州クルネガラ県にあり、村で一番高い場所に位置し
ています。水田と畑に囲まれており、生徒の親の多くが農家です。水道がないため水
は井戸から汲んで大切に使っています。この地域は過去20年間で急激な環境の変化
があり、森林伐採などが行われたことで、美しい自然が失われてしまいました。
この学校では緑豊かなふるさとを守る重要性を訴えるために、ピースウォークという形で村を歩きながら環境保全への参加を呼び掛けるキャンペーンを行いました。また3Rに関するセミナーを開催。セミナー後は生徒の行動にも変化があり、ペットボトルやビニール袋を再利用したりと学んだことを実践している姿が見られるようになりました。同校のサンジュウェニ先生は、先生を対象に開催したセミナーに参加し、「子供の森」計画における環境教育の指導方法について学びました。彼は「目からうろこが落ちるような多くの学びを得ました。子どもたちだけでなく、地域住民へAPARADE(モッタイナイの意)の精神を伝えていき、活動を頑張ります」と宣言。指導者層への教育にも力を入れています。
Ku/ Sapumal Kamara Vidyalaya/サプマル カマラ学校
活動開始年 2014年
生徒数 40人
所在地 Polgahawela, Kurunegala, North Western Province