2018.5 India-1

植林の前には、活動の必要性と植樹する樹種の特徴などを説明
植林の前には、活動の必要性と植樹する樹種の特徴などを説明

初めての植林に歓喜の声!

 

 ノイダ31地区中学校は、夏は40度まで暑くなり、冬は8度まで気温が下がる気温差が大きい環境にあります。そこで夏の厳しい日差しから子どもたちを守り、果実が実る樹種、なおかつ冬の寒さにも耐えることができる樹種を選び、学校に植え始めました。

マンゴーの苗木を大事に育てていくと約束しました
マンゴーの苗木を大事に育てていくと約束しました

 当初子どもたちはあまり「子供の森」計画に興味を示していませんでした。しかし、オリエンテーションを通じて活動目的や意義を伝え、今後どのような取り組みをやっていくか紹介すると、子どもたちは他の学習との違いに気づき、たちまち学校内の気運も高まりました。植林をした子どもは「人生で初めてマンゴーの苗木を植えました。これからこの木を最高の友達として大切に育てます」と嬉しそうに話してくれました。先生たちは「ただ木を植えるだけでなく、実践やセミナーを通じて水衛生や環境汚染など全般的に環境教育を学べることが素晴らしい」と喜んでいます。2018年は、引き続き植林を行いながら、環境クイズ大会の開催や環境スローガンの作成、森の保全を訴える街頭活動を行うなど、地域への啓発活動に取り組む予定です。子どもたちが自然を守る活動を地域全体で支える体制をつくっていきたいと思います。

Government Junior High School, Sector-31, Noida / ノイダ31地区中学校

●活動開始年 2016年 ●生徒数 350人

●所在地 Village- Nitari, sector-31, Noida