2019.6 Fiji-1

2018 年12 月4~6 日に行っ たエコキャンプには、50 名の子ど もたちのほか、教師や地域住民、 警察関係者、オイスカスタッフなど計79 名が参加
2018 年12 月4~6 日に行っ たエコキャンプには、50 名の子ど もたちのほか、教師や地域住民、 警察関係者、オイスカスタッフなど計79 名が参加

地域の活動を引っ張る存在に

 

 ナトゥタレ小学校は、ビチレブ島の中心ナボサ県にあります。近くには川が流れていますが、雨季のときは大雨により洪水の被害を受けてしまいます。災害に強い地域づくりを進めるために、1997年に「子供の森」計画に参加。以降、先駆け的な存在として、地域の環境保全活動を牽引しています。

マホガニーやフィジー松、果樹などを植えました
マホガニーやフィジー松、果樹などを植えました

 2018年は、学内での植林のほか、12月にナボサ県内の2校から子どもたちを招き、エコキャンプを開催。子どもたちは新しい友だちと出会い、実践を交えながら自然を守ることの大切さを学びました。校長先生も「プログラムを通じて、学校全体の意識が高くなったように感じています。子どもたちが生態系についての理解をより深められるよう、環境教育にも学校を挙げて

力を入れていきたいです」と今後の活動にも非常に意欲的です。新たに村から植林用の土地を提供してもらったので、今後は大人たちと一緒に地域での植林にも取り組んでいきます。

Natutale Primary School/ナトゥタレ小学校

  • 活動開始年 1997年
  • 児童数 53人
  • 所在地 Navosa Province, Viti Levu