2019.7 Philippines-1

海の生態系を守るため、海岸の清掃活動にも取り組んでいます
海の生態系を守るため、海岸の清掃活動にも取り組んでいます

海の近くで暮らしていくために

 

 ルッガルダカウサピン小学校は、フィリピン北部のルソン島に位置しています。海岸線から300m離れたところにあり、305名の児童が通っています。潮風の影響や暑さを少しでも軽減できるように、2017年に森づくりを始めました。

校舎の周りにマホガニーを植えました
校舎の周りにマホガニーを植えました

 2018年には、土地や環境に適していたことから、材木としてよく使われるマホガニーの木を植えました。また、漂着ゴミ

が増えている海岸にて清掃活動も行い、海辺の美化にも貢献しています。担当の先生からは「子どもたちや地域の方が環境を守る大切さに気づき始めています。植えた木が猛暑によって枯死してしまうなど問題もありますが、地域の方が積極的に関わるようになってくださり、木のお世話も手伝ってくださるので助かっています」といった嬉しいコメントが寄せられました。今後は、マホガニーだけでなくさまざまな樹種を植え、多様性に富んだ森づくりに挑戦していきたいと思います。

LutgardaCausapin Elementary School/ルッガルダ カウサピン小学校

  • 活動開始年 2017年
  • 児童数 305人
  • 所在地 Brgy.Guisguis,Sariaya,Quezon