憩える小さな森をつくるために
セレンゲ村学校は、モンゴル北部・ブルガン県に位置して います。学校には、2haもの広い敷地がありますが、緑はほと んどなく、子どもたちが休める木陰もありませんでした。この拾い敷地を活用して、小さな森を作ることを目的として、2016 年に「子供の森」計画の活動が始まりました。2018年には、アカシアや、バードチェリーなど600本の苗木を植樹。数年経ち 大きく生長した際には、アカシアは強風から子どもたちや校舎を守る防風の役割を果たし、バードチェリーは、栄養価の高い実をつけ、よい給食の食材にもなります。
2018年9月には、8年生のバイカ君が、学校を代表し子ども親善大使として日本を訪問。帰国後には報告会を開き、日本で学んだことや感じたことを友だちや先生と共有しました。学校全体の活動意欲も高まり、村でのごみ拾いなど、新しい取り組みも始まっています。
セレンゲ村学校 /Secondary School of Selenge soum
- 活動開始年 2016年
- 児童数 385人
- 所在地 Selenge soum, Bulgan province