2020.6 India-1

学校菜園にて。収穫した野菜は給食に活用
学校菜園にて。収穫した野菜は給食に活用

自然に触れ、いのちのつながりを学ぶ

 

チョーリヤード小学校は、南インドケララ州カヌールの静かな村の中にある小さな学校です。近くには、さまざまな種類の木々が植えられ、蓮の池もある美しい公園があります。「子供の森」計画では、学校だけではなく、村の自慢であるこの公園でも植林を行い、公園の緑化に貢献しています。

養蜂を体験する中で、いのちのつながりや自然の恵みについて学ぶ
養蜂を体験する中で、いのちのつながりや自然の恵みについて学ぶ

2019年には、薬として活用できる木や、日陰をつくってくれる木、見た目にも美しいようにと、きれいな花が咲く木を選ん

で植えました。他にも学校での野菜づくりや、養蜂、公園での自然観察など楽しく自然に触れる活動を展開。子どもたちは体験の中で、環境保全の大切さに気づき、いのちのつながりについて学びを深めていま。このような多岐にわたる活動が周囲の学校からも注目され、今では環境保全のモデル的な取り組みとして地元政府から評価を受けています。

Chooliyad Aided Lower Primary School / チョーリヤード小学校

●活動開始年 2016年 ●児童数 70人

●所在地 Chooliyad, Malappattam, Kannur Dt, Kerala