2020.6 Thailand-4

コンケンウィタヤーヨンサーマッキー学校

 

もともとこの学校は校長先生をはじめとした先生方や地域住民の環境意識が高い一方で、学校の敷地には木が少なく、実施のサポートを必要としていました。今年から始まった活動では、乾季に強いチークやヤーングナー、果樹であるパパイヤを選定し、植林作業の準備から、植林、植えた後の管理まで、スタッフがやり方を子どもたちに伝え、一緒に行いました。

また、木が酸素を作り出して空気をきれいにするなど、森林の公益的機能についても学んだことで特に植林への関心が高く、一所懸命に活動を取り組んでいました。長い期間で木と触れ合った事で木や自然に対する子供たちの気持ちや関心が高まっています。

 

Sorawich  Ritmontree校長先生は「オイスカタイランドの『子供の森』計画活動に参加することができて、嬉しく思っています。私たち、教師や生徒たちはCFPの森を徹底的に管理して守っていくことを誓います。」と今後の管理にも意欲的です。引き続き、果樹の植林、有機野菜の栽培、日本語の授業など、取り組みを拡げていきたいと考えています。

現地の調整員が植林作業から管理作業までについて説明し、活動への評価をも行う。学校の教師や生徒たちは理解した上で植林活動を実施した。また継続的に植林地の管理作業を行っているため、学校の緑の面積が増えた。

Khonkaenwittayayonsamakkee School / コンケンウィタヤーヨンサーマッキー学校

●活動開始年 2019年 ●児童数 320人
●所在地 Khonkaenwittayayonsamakkee School,Muang District,Khonkaen Province