パンデミックと「子供の森」計画 in スリランカ

休校や短縮授業が繰り返され、学習の遅れなどへの不安を抱える児童・生徒が増える中、教員らと協力し、1,700 名分の在宅学習用教材を作成。衛生用品とともに配布した。
休校や短縮授業が繰り返され、学習の遅れなどへの不安を抱える児童・生徒が増える中、教員らと協力し、1,700 名分の在宅学習用教材を作成。衛生用品とともに配布した。

気持ちを一つに、それぞれが奮闘

 2020年度、感染対策として実施された休校措置と、地方間の移動の制限は、我々にとって大きな障壁となりました。各地域にいるスタッフ同士が集まることもままならない中、SNS等を使って情報収集や意見交換を実施。緑化だけでなく、衛生用品の配布や家庭菜園の支援などニーズに合わせて、各地域で小規模な活動を行うことにしました。それは孤独でとても大変な作業でしたが、こまめに連絡を取り合い、支え合いながら事業継続に努めました。「何のために活動しているのか」、各スタッフがその基本に立ち返り、行動する意識が強化 されたように思います。

家庭菜園支援のニーズは高く、今後の可能性についても再確認する機会となった。
家庭菜園支援のニーズは高く、今後の可能性についても再確認する機会となった。