活動のあゆみとこれから in ミャンマー

大きく育った森は、子どもたちの格好の遊び場に(チュンボービン小学校)
大きく育った森は、子どもたちの格好の遊び場に(チュンボービン小学校)

子どもたちの成長こそ村の財産

 オイスカが活動を展開する中央乾燥地帯は、とても乾燥していて、もともと木を育てることは難しい場所です。 土地にあった樹種の選定や苗木づくり、管理方法など、苗木がしっかりと育つよう工夫を重ね、子どもたちに伝えてきました。木々の成長を目の当たりにすることで、子どもたちは緑化の大切さや楽しさを実感し、身の回りの自然にも関心を持つようになっています。ふるさとのためにと積極的に地域での植林や清掃活動にも参加してくれている様子をみると、心の成長も大きいことが分かります。こうした子どもたちの存在が、地域にとって何より大きな財産です。

植林や環境教育を通じて、子どもたちは植物や動物などに対する興味や関心が増しているようだ。活動はいつも笑顔にあふれている。
植林や環境教育を通じて、子どもたちは植物や動物などに対する興味や関心が増しているようだ。活動はいつも笑顔にあふれている。