変わりゆく周囲の反応
パプアニューギニアで「子供の森」計画が始まった1994年、その頃はオイスカの研修センターの近くに製材所があり、丸太を積んだトレーラーが行き交っていた時期。「手遅れになる前に植林を始めよう」との呼びかけにも、多くの人たちは冷めた反応でした。しかし当時の州知事に依頼して第一回目の活動に参加いただき、新聞記者も招待して記事にしてもらうなど、呼びかけに注力。日本からの植林ボランティアも後押しとなり、少しずつ理解の輪を拡げてきました。今では800万本の植林プロジェクトが国家事業としても計画されるなど、政府や社会の意識も変わってきています。