今年度の第3回目の「せかい!動物かんきょう会議」として、モンゴルと山口県の小学校の子どもたちがオンラインで交流を行いました。お互いの国について勉強したのち、子どもたちは身近な動物になりきり、身の回りの環境で起きている問題や、人間に気をつけてほしいことなどを発表し合いました。
各プログラムの節目では、自由に質疑応答をする時間が設けられました。お互いの学校生活や知らない動物の生態など、時間内には収まらないほどに、多くの質問が寄せられました。子どもたちは、スタッフによる通訳の力を借りながらも、ジェスチャーを使って表現したり、質問の答え方にも工夫を凝らして交流を楽しみました。
会議の最後には、これからどんな環境を作っていきたいかを発表。モンゴルの子どもたちは、「ゴビ砂漠では植物が少ないので、少しでも砂漠の植物を大切にしていきたい」などとそれぞれの思いを発表してくれました。
・モンゴルの子どもたちが描いた動物の紹介
わたしはヘビのヘキです。14歳です。親とお兄さんと住んでいます。好きな食べ物は肉料理です。好きなことは、遊ぶことと散歩することです。
いやなことは、住む場所がいつも変わってしまうことです。人間がいないところを探すために、住む場所を定期的に変えなければいけません。
人間には、自然にごみを捨てないでくださいと言いたいです。
私の名前はタミーです。私は、バイカル湖に住んでいるシベリアンタイメンというお魚です。水の中にある草が大好物で、泳ぐことも好きです。
いやなことは、人間が私たちをつって、湖からとってしまうことです。
私たちの仲間の数はとっても少なくなっていて困っています。人間のみなさん、環境を守って、愛してください。
ぼくはユキヒョウのツオーホーローです。家族は3人で、お兄さんと弟と住んでいます。好きなことは、狩りです。嫌いなことは、狩りのときに、えものがにげてしまうことです。
困っていることは、私たちの数がとても少なくなっていることです。人間に私たちをつかまえないで、と言いたいです。また、環境や自然も守ってほしいです。