2024.09 子どもからのメッセージ from 中国

ウユンさん(15歳)
ウユンさん(15歳)

 私は、中国・内モンゴル 自治区にある阿拉善左旗蒙古族学校3年生のウユンです。学校の横には防砂林があり、その向こう には広大なゴビ砂漠が広がっています。私たちの学校では、これまでオイスカの沙漠化防止プロジェクトに協力して、沙漠での植林活動に力を入れてきました。私も友だちと一緒に、オイスカの植林地に行って、沙漠にも育つ、サクサウールという木を植えました。この木は灌木で、大きく育つものではないですが、砂が飛んでいくのを防いだり、根っこに漢方薬になる植物を寄生させて育てることができると教えてもらいました。普段は教室の中で勉強する時間が多いので、外で行う植林活動はとても楽しいです。いろいろな新しいことを勉強することもできます。木を植えると、心も元気になり、大地も緑になります。私たちが行動を続けることで、ふるさとの沙漠化が止まり、緑が広がってほしいです。