メットライフ生命による支援プロジェクト
メットライフ生命の「地球にやさしくGOペーパーレス」の一環として、インドネシアにおける「子供の森」計画へご寄付いただくことが決定しました。
これは、2023年5月1日~12月28日の間に開催する、ペーパーレス手続きや、契約内容の確認が行える「ご契約者さまWEBサービス」の利用促進キャンペーンと連動して、インドネシアの「子供の森」計画(植樹・環境教育活動)に利用に応じた寄付がなされるというものです。
具体的には、下記の3つの地域にて合計20,000本の植林活動と、森を育てふるさとの環境を保全していく意識や行動する力を育むための環境教育を予定しています。
西ジャワ州スカブミ県チソロック郡 チチェメト小学校&周辺地域
この村の人々は伝統的な生活様式を守って生活しており、そのほとんどは、農業に従事しています。しかし、市場へのアクセスが厳しいことや、主要作物であるお米の販売を禁じる独自の慣習により、教育や医療などの基本的な社会サービスを受けるのも困難な状態にあります。また村人は、農業活動や薪のために木々を伐採し、山を切り開いて暮らしてきました。さらに道路の建設と合わせて、木材会社よる森林伐採も進み、自然環境の劣化が進行。2019年には大規模な地滑りが発生するなど、自然災害の被害も増えています。
こうした被害を食い止めるとともに、生態系を豊かにするために、アグロフォレストリー(※)の手法も用いながら、約8,000本の造林樹種および果樹の植林活動を実施します。果樹の恵みは子どもたちや住民にも還元されるとともに、土壌の改善や水資源の回復などにより、持続可能な農業、ひいては住民の生活の安定につながることが期待されます。
※植えられた木々の間の土地で農作物を栽培する手法。森林の保護と作物栽培の両面が見込まれる。
ジョグジャカルタ特別地域スレマン県チャンクリンガン郡
この地域には、かつて豊かな森がありましたが、活火山であるムラピ山の噴火による火山灰や過度な砂の採掘などにより、豊かだった森林の荒廃が進んでいます。今回は、特に2010年のムラピ山の噴火の際に大きな被害を受けたチャンクリンガン郡内において地元の4つの学校および地域住民ととともに、計5,000本の植林活動を実施。噴火により失ってしまった植生を取り戻し、生物多様性を回復するとともに、地域に水を供給し、土砂崩れを防ぐだけでなく、子どもたちの栄養改善や地域経済に貢献することが期待されます。
東ジャワ州マドゥラ島スメネプ県(マングローブ植林)
マドゥラ島はジャワ島に比べて降水量が少なく、気候変動の影響も受けやすく、乾期にはまったく雨が降らないことも多い地域です。海岸に近い今回の対象地では、沿岸浸食も進行し、大波、高潮などの被害も出ています。多く住民が塩田づくりや漁師として働いており、収入も非常に低いという課題を抱えるこの地域では、今回、地元の4つの学校及び住民とともにマングローブ7,000本の植栽を計画。沿岸部の生態系が豊かになることで、自然災害の被害を軽減する効果や、漁場が豊かになり漁民の生計向上にも貢献することが期待されます。
活動レポート
★スカブミ県での植林活動(動画)
2024年
8月
06日
火
メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート⑤
メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3つの地域で植林を中心としたプロジェクトを展開しています。6月末を持って、1年間のプロジェクトも無事に終了し、植林活動についても当初予定していた2万本を超え、合計20,797本(補植を含む)の苗木を植えることができました。
前回のレポート以降に実施した活動や、植林地の近況について、ご報告します。
2024年
4月
02日
火
メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート④
メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で植林プロジェクトを展開しています。
2024年1月には、主にこれまでに植えたところのモニタリングに加えて、環境教育を実施しました。現地で行われた活動についてレポートが届きましたので、その様子をご報告します。
2024年
4月
01日
月
メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート③
メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で植林プロジェクトを展開しています。雨期の始まった12月には各地域で植林活動が活発に行われました。現地から届いたレポートをご紹介します。
2024年
1月
11日
木
メットライフ生命支援プロジェクト 活動レポート②
メットライフ生命のご支援により、2023年7月よりインドネシアの3地域で展開しているプロジェクト。今回は11月までの活動の進捗をご報告します。
2023年
9月
01日
金
メットライフ生命 支援プロジェクト開始
2023年7月下旬、本プロジェクトが開始したことを記念する植樹活動を3つのサイトでそれぞれ実施。活動前には、プロジェクトに対する学校や地域の理解を深めるため、コーディネーターが各学校を回って説明を重ね、苗木や道具の準備や植林地の整備を、当日を迎えることができました。