インドネシア

ジャワ島中部、東部、東部諸島

主な支援学校

  • クドゥンウンプル第二小学校
  • スメネプ第六中学校 など

2023年

7月

02日

2023.07 学校レポート1 in インドネシア

学校で行われた植林活動
学校で行われた植林活動

他校の見本となるモデルスクールに

 東ジャワ州マドゥラ島にある同校は、生徒も教員もみな「子供の森」計画に積極的で、多くの学校から視察に訪れるモデル学校です。2022年度は、マダガスカルアーモンドなどを植栽したほか、学校菜園での野菜づくりを進めました。オイスカからの支援を受けて長年待ちわびていた雨水貯

蔵設備の設置も行い、乾期でも苗木や野菜への水やりに困らなくなりました。担当の先生は、「オイスカの皆さんは、生徒たちが学校内外で環境保全に積極的に取り組めるよう、献身的に働きかけてくれています。環境保全を文化にできるように頑張ります」と意気込みを語ってくれました。

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2022年

7月

06日

2022.7 学校レポート2 in インドネシア

グァバの植林
グァバの植林

快適な屋外で勉強

 この学校はムラピ山の麓の高原に位置していて、学校のみならず地域の環境保全活動にも熱心に取り組んでいます。シワバゴムノキをはじめとした多くの美しい植物を校庭に植えたことで、景観が本当に大きく変わりました。校舎の裏側にも緑が増えたことで心地の良い場所が増え、子どもたちが屋外で勉強する際の憩いの場となっています。また、ムラピ山の観光博物館の周辺や汚染された川沿いでも植林活動を行いました。観光振興のための周囲の景観の更なる美化や山の水源保全を目的としています。

 さらに、各教室の前に花を植えるクラスガーデンの活動や薬草園の活動を導入したことで、学校における植物の種類が豊富になりました。子どもたちは保護者と一緒にこれらの植物のお世話を行っています。植物の水やりや校内清掃活動などのCFPの活動を通して規律を身につけ、学校を卒業した後も地域社会で環境を守るリーダーとして活躍できるような人材を育てていきたいです。

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2016年

8月

04日

2016.8 Indonesia-1

植林前にみんなでパチリ            
植林前にみんなでパチリ            

環境への取り組みが評価されました

イスラミック・カランガ二アル・ムハマディア小学校は児童数1196名の大きな学校です。自然を思いやり、緑豊かな環境をつくっていくことができる子どもたちを育てたいという思いから「子供の森」計画に参加しました。そのため子どもたちが率先して活動を行なうなど活動に非常に熱心です。環境保全に顕著に取り組む学校として、2015年には環境省よりアディヴィヤター(環境賞)が贈られました。またこの年は木陰をつくり、かつ学校周辺の景観が美しくなるようヤシやアーモンド、アメリカサンザシなど合計120本の苗木を植えました。毎年の植林により、学校周辺は少しずつ涼しくなってきています。また子どもたちは、リサイクル活動やコンポスト作り、野菜作りなど幅広い活動に取り組んでいます。

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2015年

5月

07日

2015.5 Indonesia-2

泥だらけになりながらも楽しんだ マングローブの植林
泥だらけになりながらも楽しんだ マングローブの植林

  ふるさとの水と緑を守ろう

 スメネプ第6小学校がある東ジャワ州マドゥラ島は、島の多くを平坦な地形が占め保水力が乏しく、また緑化も進んでいないことが主な原因となり、乾季には深刻な水不足が、雨季には大洪水が発生。自然災害が多発し、水環境の保全が大きな課題となっています。こうした問題に対し、水の保全に向けた地域の緑化と子どもたちの環境意識を高めようとの思いから「子供の森」計画への参加が始まりました。

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2015年

5月

07日

2015.5 Indonesia-1

皆で育てている学校の森は、自然観察などの 勉強にも使われています
皆で育てている学校の森は、自然観察などの 勉強にも使われています

   充実した活動を展開中!

 

 「子供の森」計画の活動では、学校や周辺地域への植林や有機農業、ゴミの分別
に取り組み、またネイチャーゲームなどを通じて地域の自然を観察しました。子どもたちの継続的な取り組みで、学校周辺に緑が増え、村人たちも喜んでいます。

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2014年

6月

18日

2014.4 Indonesia-5

石ころだらけの敷地に少しずつ植林を進めます
石ころだらけの敷地に少しずつ植林を進めます

『ようこそ!「子供の森」計画へ』 ~2013年度新規参加校紹介~

 インドネシア・ジャワ島東部

この学校は海の近くにあり、学校の周りには魚の養殖池や塩田があります。校庭には樹木がないためとても暑く、またゴミの量もとても多かったので、このような状況を変えたいと思い、「子供の森」計画に参加することになりました。

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2014年

4月

17日

2014.4 Indonesia-4

グリーティングカード作成風景
グリーティングカード作成風景

「子供の森」計画活動でより良い環境を!

 

学校は、メラピ山の南側、海抜970メートルの斜面地帯にあります。「子供の森」計画(以下、CFP)を始めたのは、子どもたちにとってより良い環境を作りたいとの願いからでした。 CFP活動によって、学校には様々な種類の木が育っています。子どもたちは、植林、ネイチャーゲーム、グリーティングカード作りなどの活動に夢中になって います。

CFP活動で行なった植林のおかげで、山岳地帯の土砂崩れも防ぐことができていると、地元の住民からも評価されています。

2014年の目標として、グリーンウェーブへの参加、環境教育、堆肥づくりや有機肥料づくり、苗木づくり、ゴミのリサイクルなどを掲げています。

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2013年

6月

05日

2013.3 Indonesia-5

道中の風景
道中の風景

『山への遠足』

 インドネシア・中部ジャワ

2012年12月12日、期末試験が終わった4年生と6年生の子ども達は、「子供の森」計画コーディネーターの誘いで、山へ遠足に行きました。試験後の気分をリフレッシュするため、学校から2キロの距離を元気に歌いながら歩きました。途中で見かけた水田、鳥類、小川などについて説明をきいたり、職業学校に立ち寄り、様々な農機具を見学したりしました。

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2013年

4月

12日

2013.3 Indonesia-2

活動を通して違う地域の子どもたちも皆仲良し!
活動を通して違う地域の子どもたちも皆仲良し!

『同じ思いの仲間に出会えたエコキャンプ』

 インドネシア・中部ジャワ

 2012年6月20、21日にインドネシアのダマック県でエコキャンプが行われました。参加したのは9つの小学校、2つの中学校の子どもたち合せて106人。
開会式の後、環境問題や生物多様性についての講義や、ネイチャーゲーム、演劇、絵画コンテストなど、様々なプログラムを通じて、環境保護の活動の重要性などについて学びました。

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2012年

7月

18日

2012_7_Indonesia_eco_camp

環境への思いを一つにしたエコキャンプ
環境への思いを一つにしたエコキャンプ

『デマック県でのエコキャンプ』

インドネシア・デマック県

 

6月20、21日にインドネシアのデマック県でエコキャンプが行われました。参加したのは、9つの小学校、2つの中学校の子どもたち合せて106人!

開会式の後、環境や生物多様性についての授業や、ネイチャーゲーム、演劇、絵画コンテストなど、たくさんのプログラムを通じて、環境の仕組みや環境保護活動の重要性などについて学びました。

沿岸部や農村地域など様々な地域から参加した子どもたち。お互いのふるさとの環境の違いや環境問題についても学ぶよい機会となったようです。特にマングローブ植林プロジェクトが行われているベドノ村の子どもたちの沿岸部での植林の話は、海に面していない地域に住む子どもたちにはとても新鮮だったようで、いつかベドノ村に行ってマングローブについてもっと知りたいという声もあがりました。

たった二日間のエコキャンプでしたが、環境に対する思いを共有する友達にもめぐりあうよい機会になったようです。

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2012年

2月

29日

2012.2 Indonesia-2

ぬかるみに足をとられながらも一生懸命植えました
ぬかるみに足をとられながらも一生懸命植えました

『僕たちの島とマングローブ』

 インドネシア・マドゥラ

インドネシアは世界で2番目に長い海岸線を持つ国で、海に面した場所で暮らす人々が大勢います。海岸線にはかつてはマングローブ林が広がっていましたが、大規模な養殖場の整備や、薪としての利用などの様々な理由から伐採され、面積が激減してしまいました。マングローブ林は、海辺の生物を育み、波から国土を守る役目を果たしていましたが、それが失われたことで人々の生活に支障をきたしました。そのため、1990年代後半からオイスカは地域の人々と共にマングローブ植林を始め、2009年からマドゥラ島でも植林を開始しました。

11年12月、インドネシアの「子供の森」計画に参加する8つの学校の子どもたちの代表が、この活動現場を訪問しました。オイスカのスタッフからマングローブ林の役割や、その重要性について説明を受けた後、植林地まで歩いて行き、マングローブ植林を体験しました。ぬかるみに足をとられながらも、子どもたちは初めての経験に目を輝かせていました。「また来たいね」と話しながら帰って行った子どもたち。彼らがマングローブについて学び、これから先も守っていけるよう、これからも「子供の森」計画の中でもマングローブ植林の活動を続けたいと思います。

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2011年

7月

02日

環境キャンプをやってみようよ!

みんなで楽しみながら学んでいます
みんなで楽しみながら学んでいます

インドネシア:ジャワ島中部、東部、東部諸島

「子どもや先生たちを集めて自然の中でキャンプをしながら、植林をしたり環境や自然のことを深く学ぶエコキャンプを行いたい」とこの地区のコーディネーターのアリさんは考え、周囲に熱心に協力を求め、この地域では初めての「子供の森」計画エコキャンプを実施しました。

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2011年

7月

02日

生物多様性を学ぼう

講義を受ける子どもたち
講義を受ける子どもたち

インドネシア:ジャワ島中部、東部、東部諸島

2010年は生物多様性年ということもあり、「子供の森」計画の活動の中でも「子どもたちが生物多様性の重要性を知り理解する活動」をいくつか実施しました。マタラム第11小学校では、動物の絵画コンテストを行いました。2010年9月、「子供の森」計画のコーディネーターがいつもの巡回指導で学校を訪問する日にあわせて、教室でのプログラムを行いました。

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Topics

2015年

5月

08日

2015.5 Indonesia-3

Salamat siang!

(サラマッシアン)こんにちは!私の一日を紹介します。

 私は、カンダガン小学校で「子供の森」計画に参加している5年生のセプティナです。学校は7時半に始まり、13時には終わります。私のふるさとは人もそれほど多くなく、とても居心地のいいところです。

まずは家の掃除!周りの環境に 気を配り始めたセプティナさん
まずは家の掃除!周りの環境に 気を配り始めたセプティナさん

教室から外に出てのびのびと活動できるので、植林と野菜を育てることが大好きです。いつも多くの自然に囲まれているので、退屈しません。これからも私の村がきれいで緑豊かな場所であるように、友達と一緒に自分にできることをがんばっていきたいです。

2014年

4月

16日

2014.4 Indonesia-3

Selamat siang(スラマッ  スィアン)!こんにちは!私の一日を紹介します。

私はモデル スカブミ小学校で「子供の森」計画の活動に参加しているシティです。

「子供の森」計画の活動で液体肥料をみんなで作りました。
「子供の森」計画の活動で液体肥料をみんなで作りました。

学校は朝8時から午後3時まで授業があります。私の家は学校から離れているのでスクールバスで登校しています。お昼休みは12時から13時までです。お昼ごはんは家からお弁当を持ってきて友達と一緒に食べます。

私が好きな教科は算数で、将来の夢は学校の先生になることです。

2012年

2月

29日

2012.2 Indonesia-topics

Green School Movement記念式典
Green School Movement記念式典

『記録達成!1日で11,000,000本の植林』

インドネシア・西ジャワ州

2011年12月27日、西ジャワ州ではGreen School Movementの記念式典が行われ、政府関係者、住民、子どもたち500名以上が参加しました。この日、州全体で植林活動が行われ、植えた本数はなんと合計11,000,000本!1日に植林された最多本数として、インドネシアのギネスブックに記載されました。「子供の森」計画の学校の子どもたちもこれに多いに貢献し、スカブミ県の16校では、子どもたちと住民が参加し、それぞれ1,000本ずつ植林しました。この大変な記録を打ち立てた事は、住民、子どもたちにとって大きな自信となりました。

SMKN 1 Pelabuhan Ratu,SD-SBI Kab.Sukabumi,他

2011年

7月

02日

環境教育プログラムが県の正式カリキュラムとして認定

スカブミ県知事が正式 なカリキュラムになる ことを宣言
スカブミ県知事が正式 なカリキュラムになる ことを宣言

2010年5月、「私達の地球を守ろう」というテーマのイベントが、「子供の森」計画に参加しているSBIチケンバール小学校(以下、SBI)で開かれました。周辺の自治体から多くの政府関係者や学校関係者を迎え参加者が約450名となる大きなイベントでした。このイベントにおいて、インドネシア・スカブミ県知事により、オイスカとSBIが合同で作成した環境教育プログラムが正式に学校のカリキュラムとして認定されることが発表されました。

政府の役人も記念植樹を行った
政府の役人も記念植樹を行った

このカリキュラムは3ヵ月間をかけて、オイスカの今までの「子供の森」計画の経験に、実際の教師からの意見を加えながら検討を重ねつくりあげたもの。これからは県全土の学校で活用されます。 環境問題が深刻な社会問題となっている昨今のインドネシアでは、環境教育への注目が高まる一方です。オイスカは今までの積み上げてきた経験を活かし、さらに多くの子どもたちに環境教育を行っていきたいと考えています。