インドネシア
スマトラ島、ジャワ島西部
主な支援学校
- モデル スカブミ小学校
- ニェナン小学校 など
2024年
7月
18日
木
2024.07 子どもからのメッセージ from インドネシア
わたしは、スカブミ県にあるカドゥプグルイスラム小学校5年生です。小さいころから両親から身の回りの環境を大切にしなさいと教えられてきたので、家でも植物に水やりをしたり、庭を掃除したりしています。種から芽が出て、カラフルな色を見せてくれる植物を見ていると心が落ち着きます。ありがとうという気持ちになりますし、植物を傷つけたくないです。
「子供の森」計画の活動に参加してからは、木の管理の仕方やごみ処理などの新しい知識を得ることができています。時々、育てている花が枯れてしまったり、環境に無頓着な人がポイ捨てするところを見ると、悲しい気持ちになります。学校のみんなが、環境についてしっかり考えるようになって、植林をしたり、ごみのリサイクルについて取り組んでほしいです。もちろん、わたしも環境を守るための活動にこれからもどんどん参加していきたいと思っています。
2024年
7月
18日
木
2024.07 学校レポート1 in インドネシア
環境の大切さを伝える啓発活動も積極的に!
西ジャワ州スカブミ県の高地にあるこの学校は、環境への取り組みに熱心で、「子供の森」計画も、10年生に対して年間74時間の授業が割り当てられ、講義のほか植林やごみの分別などを行っています。またエコクラブが結成され、周辺の小中学校の「子供の森」計画の活動をサポートしているほか、環境パレードを行ったり、SNSでの発信も積極的です。同校のヌニ(Neni Nuraeni)さんは、「生徒たちは、マイボトルや弁当箱の持参を心がけるようになった。学校も木陰ができ、景観も美しくなっている」と意識や環境の変化を語ってくれました。
2023年
5月
31日
水
2023.06 学校レポート in インドネシア
クラブ活動を通して
環境保全の輪を広げる
西ジャワ州スカブミ県にあるこの学校ではYEC(Youth Environmental Club)というクラブ活動として環境に配慮した活動をしています。日本からの留学生がホームステイに訪れることも多く、土地はあまり大きくないですが、「子供の森」計画の活動のおかげで学校の周りは緑に囲まれています。2022年度には植林やリサイクル活動のほか、周囲の小中学校の活動にもサポート役として積極的に参加してくれました。学校内での緑化はすでに完了したため、植林活動では、周辺の道路沿いにマホガニーなどを植えました。今後もエコクラブのメンバーを中心にして、周辺の小中学校などに、これまで取り組んできた環境保全活動を紹介して、活動の輪をさらに広げていきたいと考えています。
先生方は、「オイスカとともに活動を始めて、環境がよりきれいになり、小さな森や東屋ができたことはもちろんありがたいですが、さらに重要な成果として、生徒が普段から環境に配慮した行動をとるようになったことを嬉しく思います」とこれまでの活動の成果について語ってくれました。
2023年
2月
22日
水
せかい!動物かんきょう会議2023 with インドネシア
2月16日(木)に山口県桜が丘高校とインドネシアの高校生たちをオンラインで結び、今年第2回目となる「せかい!動物かんきょう会議」を開催しました。
キャラクターをつくるため、生徒たちが選んだ動物の中には、インドネシアのコモド島に生息するコモドドラゴンといった地域特有のものや、絶滅の危険性がある動物も見られました。
2021年
6月
14日
月
2021.6 Indonesia
継続した取り組みが
政府からも認められました !
グデ・パングランゴ山のふもとに位置するこの地域は、気候が冷涼で、農業を生業としている人が多くいます。2020年度の「子供の森」計画活動では、コロナ禍で在宅学習が続いたため、自宅で苗木や野菜、薬用植物を植えて管理する活動や、 リサイクル工作などを課題として与えるなど、工夫をして環境学習を継続、推進しました。その他、教員が中心となり、免疫力向上が期待できるウコンやショウガを学校菜園で栽培。粉末にしたものをお湯に溶かして飲むほか、一部は販売して、収益を活動資金に活用しています。こうしたさまざまな活動 の成果が認められ、20年には州レベルの環境賞を受賞することができました。21年には国レベルの受賞に向けて申請を進めるなど、地域の環境教育を牽引する存在となっています。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Indonesia-2
学んだ知識を行動に生かして・・・
ンゲンプラック第2小学校は児童数206人の学校です。学校周辺は乾季になると水不足になり、一方で雨季には洪水の被害も多く発生する地域です。そのため自然災害と環境保護の必要性について早い段階で子どもたちに知ってもらい、また学校周辺の美化にも関心を持ってもらいたいという先生たちの思いから「子供の森」計画に参加しました。
2015年
6月
15日
月
Indonesia 2015.6-4
~ひとつの木から環境問題へ~
MTs トリトコル ヒダヤ イスラム中学校は、ハリムン-サラク山国立公園の近くに位置し、住民の多くは農業で生計を立てています。木が植えられていない土地が今も多くあるため、土砂崩れが頻繁に起こることが問題になっています。子どもたちに、植林活動を通じて、環境を守る大切さについて学んでほしいという思いから、「子供の森」計画に参加しました。初めての活動では、活動をよりスムーズに進めるため、校長先生と先生たちに対して、活動やその意義についてのプレゼンテーションを行い、理解を得ました。
2014年
4月
16日
水
2014.4 Indonesia-2
『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~
2014年1月に「子供の森」計画の仲間入りをしたニェナン小学校は、農村地域にあり、子どもたちの家族のほとんどが農業で生計を立てています。学校の敷地内にはほとんど木がなく、先生や子どもたちの両親たちが子どもたちのために、学校に自然を取り戻したいという願いから「子供の森」計画の活動を始めました。
2014年
4月
15日
火
2014.4 Indonesia-1
『学校全体で「子供の森」計画の活動に参加!』
2008年から「子供の森」計画の活動に参加しているモデル スカブミ小学校。この学校では、「子どもたちに自然豊かな環境の中で勉強してもらいたい」という願いから、校長先生や学校の事務スタッフなども子どもたちと共に積極的に活動に参加しています。そして「子供の森」計画の活動は、環境教育の一環として学校の授業の中に組み込まれることになりました。
2013年
6月
13日
木
2013.3 Indonesia-7
『健康のために薬草を育てよう』
インドネシア・ジャワ島西部
スカブミ第1高校の付属校であるシスダ第1小学校は、高校の環境クラブの先生から指導を受けながら、様々な「子供の森」計画の活動をしています。今年は、子ども達は、植林、堆肥作りや苗床作りに加えて、日常的に使われている薬草の栽培も始めました。
2013年
6月
05日
水
2013.3 Indonesia-6
『森の生物多様性を学んだエコキャンプ』
インドネシア・ジャワ島西部
この学校は「グリーン・スクール」と呼ばれるように「子供の森」の活動は、他の学校と少し異なります。植林と様々な植物種の採取に重点が置かれています。さらに、高校生になると活動はもっと森の中で直接観察することが中心となります。担当の先生と校長先生は、子ども達が直接森と関わりながら樹木の多様性について学ぶことが出来るような活動ができないかと相談。そこで、コーディネーターは、森の生物多様性について研究を行なっている施設がある国立公園の訪問を提案し、2012年11月3日、4日に、4名の先生達と校長先生に引率された120名の子ども達は、国立公園内でキャンプを行いました。
2013年
4月
22日
月
2013.3 Indonesia-4
『堆肥づくりは楽しい!』
インドネシア・ジャワ島西部
この学校は、2012年に「子供の森」計画に参加したばかりですが、2012年の6月と12月にそれぞれ3回ずつ植林を行いました。苗木は順調に育っています。学校は農村地帯にあるため、教師や生徒達は堆肥作りや有機肥料作り、野菜の栽培や苗床の作業などの農業に、もっと取り組みたいと思っています。こうした活動により、卒業後も活かせる技能を身に付けることができます。
2013年
4月
12日
金
2013.3 Indonesia-1
『学校教育に組み込まれた「子供の森」計画』
インドネシア・ジャワ島西部
スカブミ・インターナショナル・スタンダード中学校は2012年に開校したばかりの新しい学校で、生徒の数も16人と少ないのですが、開校と同時に「子供の森」計画に仲間入りしました。毎週月曜日の環境教育のクラスを活動日として積極的に活動しています。活動の中で子どもたちは校庭の土に堆肥を混ぜ、三種類の苗木を植え、実が収穫できるまでの成長過程を比較しました。
2012年
5月
30日
水
Green_Wave_2012_Report (Indonesia)
『アクションプラン実行!』
インドネシア・ジャワ島西部
ジャバール君とザルファさんは、5月に行われた「子供の森」計画子ども親善大使プログラムのインドネシア代表として、来日しました。10日間に渡って日本で行われたプログラムの中で、二人が作った「子供の森」計画アクションプランの最初のアクションとして挙げたことは、「自分たちの学校でグリーンウェイブ植林をすること」でした。
2012年
2月
29日
水
2012.2 Indonesia-1
『学校に植えられている様々な木』
インドネシア
スレン、ジャボン、マレーアップル……。2011年12月、活動が2年目となったバトゥルサリ小学校では、植林に先立ち、木の名前とその役割、育て方を勉強する時間が設けられました。
子どもたちはみな、木の名前は聞いたことがあっても、実際にどの木がどういう名前かは自信がありませんでした。そしてその役割や育て方まで勉強するのは初めての事。みんな興味津々で勉強していました。勉強のあとは実践です!早速学んだ木々の苗木を手に持ち、校庭に合計185本の植林を行いました。
そして環境絵画コンテストも行われました。木を植えた様子を描く子どのたちの口からは、木の名前やその役割が次々に飛び出し、楽しい一日の活動の間にすっかり名前を覚えてしまったようでした。これからは、名前や役割が知られている木々は子どもたちにとってさらに親しみのある存在となって大きく成長し、また子どもたちも、木の先生となり、下の学年の子どもたちに、木の名前や役割を教えていってくれることでしょう。
2011年
7月
02日
土
西ジャワ州で4位
インドネシア:スマトラ島、ジャワ島西部
この学校は2009年から新しく「子供の森」計画に参加するようになりましたが、それより前から、環境に関するさまざまな活動に力を入れていました。これまでの活動をさらに発展させたい、ほかの学校と連携して取り組んでいきたい、という願いから「子供の森」計画にも参加するようになりました。
2011年
7月
02日
土
種から木へ。苗木を作ろう
インドネシア:スマトラ島、ジャワ島西部
— 苗床ってな〜に?どうやって世話をするの?− 「子供の森」計画の活動中に子どもたちが質問しました。2010年9月に小学校の3年生から6年生と中学1年から3年生が種まきとその後の管理について学んだときの事です。この日、子どもたちの手により、約1,000個のアルバシアと約500個のアカシアの種子が植えられました。今までの植林は、オイスカが苗木を提供していたので、種から育てるのは子どもたちにとって初めての経験です。
Topics
2015年
5月
08日
金
2015.5 Indonesia-3
Salamat siang!
(サラマッシアン)こんにちは!私の一日を紹介します。
私は、カンダガン小学校で「子供の森」計画に参加している5年生のセプティナです。学校は7時半に始まり、13時には終わります。私のふるさとは人もそれほど多くなく、とても居心地のいいところです。
教室から外に出てのびのびと活動できるので、植林と野菜を育てることが大好きです。いつも多くの自然に囲まれているので、退屈しません。これからも私の村がきれいで緑豊かな場所であるように、友達と一緒に自分にできることをがんばっていきたいです。
2014年
4月
16日
水
2014.4 Indonesia-3
Selamat siang(スラマッ スィアン)!こんにちは!私の一日を紹介します。
私はモデル スカブミ小学校で「子供の森」計画の活動に参加しているシティです。
学校は朝8時から午後3時まで授業があります。私の家は学校から離れているのでスクールバスで登校しています。お昼休みは12時から13時までです。お昼ごはんは家からお弁当を持ってきて友達と一緒に食べます。
私が好きな教科は算数で、将来の夢は学校の先生になることです。
2012年
2月
29日
水
2012.2 Indonesia-topics
『記録達成!1日で11,000,000本の植林』
インドネシア・西ジャワ州
2011年12月27日、西ジャワ州ではGreen School Movementの記念式典が行われ、政府関係者、住民、子どもたち500名以上が参加しました。この日、州全体で植林活動が行われ、植えた本数はなんと合計11,000,000本!1日に植林された最多本数として、インドネシアのギネスブックに記載されました。「子供の森」計画の学校の子どもたちもこれに多いに貢献し、スカブミ県の16校では、子どもたちと住民が参加し、それぞれ1,000本ずつ植林しました。この大変な記録を打ち立てた事は、住民、子どもたちにとって大きな自信となりました。
SMKN 1 Pelabuhan Ratu,SD-SBI Kab.Sukabumi,他
2011年
7月
02日
土
環境教育プログラムが県の正式カリキュラムとして認定
2010年5月、「私達の地球を守ろう」というテーマのイベントが、「子供の森」計画に参加しているSBIチケンバール小学校(以下、SBI)で開かれました。周辺の自治体から多くの政府関係者や学校関係者を迎え参加者が約450名となる大きなイベントでした。このイベントにおいて、インドネシア・スカブミ県知事により、オイスカとSBIが合同で作成した環境教育プログラムが正式に学校のカリキュラムとして認定されることが発表されました。
このカリキュラムは3ヵ月間をかけて、オイスカの今までの「子供の森」計画の経験に、実際の教師からの意見を加えながら検討を重ねつくりあげたもの。これからは県全土の学校で活用されます。 環境問題が深刻な社会問題となっている昨今のインドネシアでは、環境教育への注目が高まる一方です。オイスカは今までの積み上げてきた経験を活かし、さらに多くの子どもたちに環境教育を行っていきたいと考えています。