バングラデシュ
ダッカ・ラッシャイ・バリサル地方
主な支援学校
- バグバリ小学校
- ハティマラ高校
- アシュリア高校
- ゴマイル高校
- イシャン・ナガル・ダキル小学校 など
2024年
7月
24日
水
2024.07 子どもからのメッセージ from バングラデシュ
ぼくはダッカにあるヤープール小学校の5年生です。友だちからはアリフと呼ばれています。学校の南側には、ヤープール町の中央モスクがあり、北側には、高校があります。ぼくは緑ゆたかな自然が大好きです。自然の中に大きな木々がいっぱいあったら、もっときれいだと思います。木を植えることは、美しい自然をさらによくして、守っていくための活動だと思います。だからぼくはこの活動が好きです。家でもフルーツがなる木や花が咲く木を家族と植えたことがありますが、「子供の森」計画では、さまざまな種類の木を植えることができました。友だちと一緒に楽しく活動しているので、特に困ったことや大変なことはありません。これからも活動を続けて、将来、学校やその周りが緑であふれるのを見たいです。そしていつか、オイスカや環境問題に対して同じような考えを持つ団体で働きたいと思っています。
2024年
7月
24日
水
2024.07 学校レポート1 in バングラデシュ
ダッカ近郊にあるこの学校は、広い敷地を持つ反面、緑が少なく、環境を改善したいという希望で、2023年より「子供の森」計画に参加。木陰をもたらし、厳しい太陽をさえぎってくれる木、景観をよくする木や子どもたちが大好きなマンゴーなど、さまざまな種類の苗木を植えました。環境保全や地球温暖化について考える講義も行ったほか、活動の一環で花壇の手入れや学校菜園にも取り組んでいます。同校のサイダ先生は「活動によって学校の環境が美しくなった。子どもたちは交代で苗木を管理しており、木を思いやる感覚も育っているようだ」と話してくれました。
2023年
2月
07日
火
植林活動2023 in バングラデシュ
バングラデシュのダッカ近郊の学校で植林活動を行いました。植林活動は計3日間、2023年2月4日にエル・ダラド・モデル学校、2月5日にハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校、2月7日にニスチントプル デワン エドリッシュ高校で行いました。3校合わせて300本以上が植えられ、樹種としては、生長が早くて丈夫な木材となるマホガニーやチーク、ヒマラヤスギ、鮮やかな赤色の花を咲かせるホウオウボク、実が染料に使われるミロバランの5種が選ばれました。
さらに、ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校の植林活動は、地元新聞にも取り上げられました。子どもたちが植林を行うことで、環境保全活動について学ぶことができるとともに、木の世話を通じて子どもたち自身が成長できる、ということが紹介されました。なお同校では1990年代にも「子供の森」計画の活動に参加をしており、当時の子どもたちが植えた木々も立派に育っていることが確認できました。
2020年
6月
01日
月
2020.6 Bangladesh-1
水害から学校を守ろう!
クルナ県に位置するハトバティ ホゴルブニア学校は、頻繁に起こる洪水による被害を少しでも軽減したいという学校の運営委員会や教師らの熱い思いで、2018年から「子供の森」計画に参加しています。活動開始当初から学校全体の意識が高く、初年度に植えた木の生存率が98%を達成するなど、植林後の手入れや管理もしっかりと行っています。
2013年
4月
17日
水
2013.3 Bangladesh-4
『神の感謝で100%』
バングラディシュ
学校名のMadrasa(マドラサ)とは、アラビア語で「学校」を意味します。バングラデシュだけでなく、イスラム世界では一般的な学校です。宗教教育に特化したマドラサもありますが、ここバグバリ・マドラサは一般科目も教えています。そして、ただ教えているだけではなく、毎年ガジプール地区で1,2を争う成績を残しており、進学率はなんと100%!! 今年の植林は午前中に実施したのですが、コーディネーターが学校に到着した時は朝礼の真っ最中。その朝礼での見事な整列に目を奪われました。
2013年
4月
12日
金
2013.3 Bangladesh-1
『木が育む心』
バングラディシュ
年々子どもの数が増え続けるハティマラ高校では、増加する生徒数に対応するため、現在校舎を増築中です。生徒数が多くなると一般的には学校の規則を守らない生徒が増えるなど校風が乱れてくることが心配されます。しかしこの学校は近所でも評判の規則正しい生徒たちで知られています。校長先生によると実はこれには、「子供の森」計画の一つの成果ということです。
2012年
3月
14日
水
2012.2 Bangladesh-2
『おいしいマンゴーを夢見て』
バングラディシュ
バングラデシュの教育制度は、小中高で12年間というのは日本と同じですが、イギリス統治時代の名残が見られ、Primary School(小学校)が5年、High School(中学)が5年、College(高校)が2年となっています。ここバグバリ学校には小中高と学校があり、大勢の子どもたちが通っています。そしてこの学校の敷地内には、学校とは別にもう1つの建物があります。これは、地域の有志によって建てられ運営される孤児院です。もちろんこの孤児院の子どもたちもバグバリ学校へ通っています。「子供の森」計画の2011年の植林活動は、特にこの孤児院の周りで重点的に行いました。子どもたちと一緒に考え「植えたい!」と選ばれたのはマンゴー。有志の寄付に頼る現状では孤児院の資金が十分ではありません。そこで、学校の緑化もでき、将来的に子どもたちへ果物を与えてくれるマンゴーが選ばれました。実ができるまではまだまだ時間はかかりますが、子どもたちは収穫を楽しみに大切に育てていってくれることでしょう。
『おいしいマンゴーを夢見て』
2011年
6月
19日
日
まだまだ新展開中!
バングラデシュ:ダッカ・ラッシャイ・バリサル地方
バグバリ小学校は、生徒全員がお互いのことを知っている、大家族のような学校です。「子供の森」計画に参加した当初から子どもたちが熱心に世話をしてきた おかげで、植林した木々は今では大きく育ち、学校を暑い日差しから守ってくれています。また最近は学校の敷地内だけでなく、村の街路樹なども植林しようと いう計画が地域住民から持ち上げり、校長先生は「子供の森」計画をきっかけに村全体が環境のことを考えるようになったと喜んでいます。
2011年
6月
02日
木
世界の緑の波の一部になりました
バングラデシュ:ダッカ・ラッシャイ・バリサル地方
2010年も「グリーンウェイブキャンペーン」が実施され、オイスカも各国で精力的に参加しました。このキャンペーンは、カナダにある国連生物多様性条約事務局が呼びかけ、世界各地で「生物多様性の日(5月22日)」の現地時間午前10時に一斉に植樹活動を行い、時差を利用した植林のウェイブ、すなわちグリーンウェイブ(緑の波)をつくろうというものです。
Topics
2023年
2月
07日
火
植林活動2023 in バングラデシュ
バングラデシュのダッカ近郊の学校で植林活動を行いました。植林活動は計3日間、2023年2月4日にエル・ダラド・モデル学校、2月5日にハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校、2月7日にニスチントプル デワン エドリッシュ高校で行いました。3校合わせて300本以上が植えられ、樹種としては、生長が早くて丈夫な木材となるマホガニーやチーク、ヒマラヤスギ、鮮やかな赤色の花を咲かせるホウオウボク、実が染料に使われるミロバランの5種が選ばれました。
さらに、ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ学校の植林活動は、地元新聞にも取り上げられました。子どもたちが植林を行うことで、環境保全活動について学ぶことができるとともに、木の世話を通じて子どもたち自身が成長できる、ということが紹介されました。なお同校では1990年代にも「子供の森」計画の活動に参加をしており、当時の子どもたちが植えた木々も立派に育っていることが確認できました。
エル・ダラド・モデル学校/L Darado Model School
生徒や教員、オイスカスタッフを含めた72人が植林活動に参加し、計35本の木を植樹
ハッカニア サレヒヤ アリム マドラサ/Hakkania Salehiya Alim Madrasa
参加者は250名で、計225本を植えました。1990年代に「子供の森」計画で植林した場所では、大きく生長した木々の下で子どもたちが遊んでいる様子もみられました。
1990年代に植林した木々の様子
ニスチントプル デワン エドリシュ高校/Nischintopur Dewan Edrish High School
この学校の植林活動には計300人が参加し、42本を植樹。前日には家畜の食害を防ぐため、保護者にも手伝ってもらい、柵作りも行いました。
2011年
6月
30日
木
バングラデシュのエコバッグ
毎年のように洪水が起きるバングラデシュですが、その原因の一つといわれているのが、投げ捨てられた大量のレジ袋。これが排水管を詰まらせてしまうことで、特に都市部において洪水被害が悪化しているといいます。そこで2002年には、政府によって首都ダッカ市街地でのプラスチック製レジ袋の使用が禁止さ れました。
代わりに用いられるようになったのが、写真のようなネット製の袋や、布製の袋。食料品店から衣料品店までがこうした袋を使用しています。何度も使えるため 環境面経済面の両方で負担を減らすことができるだけでなく、ネット製の袋は万が一捨てられても排水管を詰まらせることはありません。オイスカでも「子供の森」計画の活動の中で、レジ袋だけでなくさまざまなゴミの正しい処理やリサイクルについてのセミナーを行っています。