パプアニューギニア
ニューブリテン島ならびに周辺の島々

2024年
9月
04日
水
2024.09 学校レポートinパプアニューギニア

この学校は、東ニューブリテン州の中で、経済的な発展が最も遅れているポミオ郡のノギア村にあります。ノギア村では、かつて森が企業によって伐採され、荒廃してしまった経験があるため、教科書だけでなく木を植えて環境について考える経験を子どもたちにしてほしいという願いが学校理事会を通じてオイスカに届けられ、「子供の森」計画の活動が始まりました。初めての活動では、室内が暑い時、子どもたちが外で授業を受けるときの木陰をもたらすターミナリアや、おいしい果実をもたらしてくれるマンゴスチンなどの苗木200本を植えました。今後は、野菜栽培やカカオの苗木づくりも教え、家庭にも持続可能な有機農業が伝わるよう取り組みたいと考えています。
2024年
9月
04日
水
2024.09 子どもたちからのメッセージfromパプアニューギニア

ロレインさん)オイスカスタッフから忘れられない言葉を聞きました。“樹木は人類がいなくても生きていけるが、人間は樹木 が無ければ生きていけない”。樹木はとっても大切な存在ということです。樹木から酸素、食べ物、家屋、水、薪などの恵みをもらっているので、人間の命が存続できています。木の世話をして守ることは、わたしたち人間にとっても大切なことです。これからも新しい学びができることを楽しみにしています。 ケリーンさん)初めて「子供の森」計画に参加しましたが、とても興味深く、特別な機会になりました。森や母なる地球の大切さを思い起こさせてくれました。私は今までにたくさんの企業が木を伐採して、トラックに丸太を積んで運んでいくのを見てきました。パプアニューギニアには多くの種類の木があります。「子供の森」計画の活動を通じて、環境の守り方を教えてもらえたことに、感謝しています。
2021年
6月
14日
月
2021.6 Papua New Guinea


環境保全を進める「心」を育む
ニューブリテン島東部の海沿いに位置する活動6年目のこの学校では、プロジェクトで植えた木が大きくなり、さわやかな空気や木陰、果実を楽しめるようになっています。2020年は、マスクを着用するなど、感染症対策を行ったうえで、210本を植樹しました。植えたのは、ランブータンやキャ ンドルツリーなど、子どもたちが休める木陰や、栄養となる果実をもたらしてくれる樹種です。そのほか、ごみ拾いも行い、 学校や周辺地域の美化にも努めました。カトリック教皇が環境問題について考え、行動を呼びかける取り組みを推進していることもあり、より効果的に生徒へ環境保全のメッセージを伝えることができました。5年生のファウスティナさんは「大人になったとき、環境を守る心を常に持って、行動を起こせるような人になりたい」と将来への思いを語ってくれました。
2018年
5月
17日
木
2018.5 Papua New Guinea-2

学びを行動に移すきっかけづくり
ダドゥル小学校は、ニューブリテン島ポミオ地区にある児童数140人の学校です。子どもたちにどのように環境保全について教えたらよいか悩んでいた先生たちが、他校での「子供の森」計画の取り組みを知り、オイスカへ問い合わせをしたことから2017年に活動が始まりました。
2018年
5月
17日
木
2018.5 Papua New Guinea-1

受け継がれる学校の森
セントジョセフナパパー小学校は、ニューブリテン島ガゼル地区の田舎にある学校です。周辺地域では、プランテーションの拡大などにより森林伐採が続いており、そこで育まれていた多様性も失われています。土壌が貧弱になっているため、大雨が降れば洪水や土砂崩れといった被害が起きるようになりました。こうした問題に対して、自分たちで何か行動できないかと考えていた先生たちが、「子供の森」計画を知り、他校での活動を視察。取り組みに共感し、自分たちの学校でも是非実践したいとオイスカに相談を持ちかけたことから活動が始まりました。
2017年
4月
17日
月
2017.4 Papua New Guinea 3

アビヌン!(こんにちは)
ぼくの一日を紹介します。
私はワランゴイ学校に通うグレッグ・アモダントです。「子供の森」計画で一番
好きな活動は種から苗木を育てることです。丁寧に手をかけるほど育っていく苗木を眺めることが楽しいです。多くの種がちゃんと育つようによく注意しながら管理しています。ぼくのふるさとには、都会にはあまりない人助けをする習慣が残っていて、そんなふるさとが大好きです。大好きで大切なふるさとのため、村の人たちと協力してゴミが無い美しい環境をつくっていきたいです。
2017年
4月
17日
月
2017.4 Papua New Guinea 2

「子供の森」計画に
仲間入りしました!
ラマルマル学校では、学校周辺に植林をすることで子どもたちを災害から守りたい
との思いから、2016年に「子供の森」計画に仲間入りしました。近年の自然災害の増加に対する危機感が活動開始の後押しになったようです。
初めての活動では、硬材になる木や果樹を中心に植林しました。木々が大きくなって、間伐が必要になった場合、材木として活用できるように良い材となる樹種を選びました。
2017年
4月
17日
月
2017.4 Papua New Guinea 1

ふるさとのために
行動できる意識づくり
ワランゴイ学校は町から離れた田舎にあり、この地域は森林保護区でもあります。
そのため違法伐採も厳しく取り締まられており、森林保護に力が入っている地域で
す。学校の子どもたちも木を守る活動に関心が高く、政府からも活発な環境活動に取
り組む学校ということで注目され始めています。2016年には、チークやジェメリーナ等の植林を行うとともに、環境ワークショップを開き、植林が地球環境や生活にどういった影響を与えるのかを伝えました。また環境問題に対して、自分たちにできる行動について子どもたちと一緒に考えました。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Papua New Guinea-3

アビヌン!(こんにちは!)
私の一日を紹介します。
私はココポ学校に通うキャサリン・ポカナです。現在8年生で14歳です。学校へは徒歩で通っています。午前8時から授業が始まり、午後は3時まで授業があります。私は誇りをもって自分のふるさとの自然を守る活動に参加しています。「子供の森」計画で一番好きな活動は木を植えることです。私は自分のふるさとの自然を守り、未来に届けるために必要なことを人々に伝えていきたいと思います。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Papua New Guinea-2

木陰で勉強ができる日を楽しみにして
ヴナポペインターナショナル学校(通称VIPS)は、全校生徒450人程のカトリック教会の学校です。教科書を使って環境についての勉強をしていますが、実際に
土に触ったり、自然を身近に感じられるような勉強の機会は全くありませんでした。環境についての理解をもっと深めてもらいたいと2015年に「子供の森」計画に参加しました。初めての活動では日差しを遮り、その下で環境について学ぶことができるようにと果物の木を植えました。子どもたちは生き生きと楽しみながら植林などの活動を行っています。また同時に、「子供の森」計画のおかげで、人々の生活を守る意味でも環境を守ることがいかに大切なのかに気付くことができたという、うれしい感想も寄せられています。
2016年
8月
04日
木
2016.8 Papua New Guinea-1

色々な活動に挑戦中!
ココポ学校は町の中にある全校生徒1,420人の大きな学校です。ユニフォームは白いシャツに男子はグレーの半ズボン、女子はグレーのスカートです。この学校は、環境破壊から自然を守る理由やその必要性について生徒たちの理解を深めようと2006年より「子供の森」計画に参加するようになりました。植林活動では、木肌が虹色に輝くユーカリなどの木を植えています。
2015年
5月
07日
木
2015.5 Papua New Guinea-3

Abinun!(アビヌン)こんにちは!
私の一日を紹介します。
私は「子供の森」計画に参加しているラバギ小学校の8年生で、ファウスティナ・ミナマと言います。友達からはティナと呼ばれています。学校は8時に始まり15時に終わります。
2015年
5月
07日
木
2015.5 Papua New Guinea-2

活動に仲間入りしました!
ラバギ小学校では、以前は周りに木々が少ないため日差しが強く、子どもたちが休む木陰もありませんでした。また、雨季には学校が水浸しになるといった被害も深刻になったため、こうした問題を改善しようと2014年から「子供の森」計画の活動を開始しました。初めての活動では植林のほか環境についてのセミナーを行いました。セミナーの中ではコーディネーターたちが演劇を通じて環境の大切さや環境破壊の深刻さについて分かりやすく説明し、子どもたちもそのユニークな演劇の内容に興味津々で聞き入っていました。
2015年
5月
07日
木
2015.5 Papua New Guninea-1

ふるさとの生物多様性を守ろう
ブナロボ小学校は地域の中心部にあり、周辺ではココナツやカカオの栽培が盛んに行われています。2011年から「子供の森」計画に参加しているこの学校では、地域にもともとあった樹種や果実を中心とした苗木の植林とその管理を続けています。またコーディネーターによる環境問題についての講義や環境に関するゲームなども行ってきました。
2014年
4月
15日
火
2014.4 Papua New Guinea-2

『ようこそ!「子供の森」計画へ』
~2013年度新規参加校紹介~
山の上に建つブナディディール小学校は、2013年「子供の森」計画に仲間入りしました。近年、学校の周辺では多くの木々が伐採されてしまったため、この状況を子どもたちそして地域住民みんなで考え、学んでいきたいという学校の先生の願いが実現したのです。
2012年
5月
01日
火
2012.2. Papua New Guinea-topics

『「木の根が張る」場所を目指して』
パプアニューギニア・ニューブリテン島ならびに周辺の島々
この学校の名前、Vunalovo小学校は、現地の言葉で、「Vuna」=「場所」、「lovo」=「木の根」、つまり「木の根が張る場所」を意味しています。しかし、周りはココナッツとカカオのプランテーションに囲まれていて、子どもたちは他の種類の木のことや、木の役割についても知る機会がありませんでした。
2011年、この学校で「子供の森」計画の活動が始まりました。初めて聞く、木の役割の話や環境問題について、子どもたちは熱心に耳を傾けました。話を聞いた後、皆で初めての植林をしました。木がいかに大切かを知った子どもたちは、真剣に、そして丁寧に苗木を植えました。きっと、将来たくさんの「木の根が張る場所」になることでしょう!
2012年
5月
01日
火
2012.2 Papua New Guinea-4

『「子供の森」計画に仲間入り!』
パプアニューギニア・ニューブリテン島ならびに周辺の島々
ココポ地域にあるモープ小学校は、今年から「子供の森」計画に仲間入りしました。他の学校での評判を聞き、ぜひ自分たちの小学校の子どもたちにも植林を通じて環境問題について、自ら気づき、積極的に環境を守る行動をとれるようになってほしいと願ったからです。
「子供の森」計画の活動の初日、子どもたちは環境保護の大切さや木がどんな役割を果たしているのかを聞いたあと、家族と一緒に植林をしました。これからの活動を通して、環境問題や木の大切さなどについて、さらに理解を深めていくことでしょう。
2012年
3月
14日
水
2012.2 Papua New Guinea-2

『地球温暖化への気づき』
パプアニューギニア
ビラル小学校はココポ地域にあり、周りにはココナッツやカカオのプランテーションが広がっています。近年、新聞などのメディアに地球温暖化がよく取り上げられるようになり、自然災害が世界のいたるところで起こっていることが話題になっていますが、この学校の地域も例外ではありません。大雨で土壌崩れが起こったり、川が氾濫したり、自然災害がいくつか起こり、プランテーションや人々の生活にも被害が出てしまっています。
ビラ小学校の子どもたちは「子供の森」計画に参加し、地球温暖化について学び、なぜ自分たちの地域で被害が起こってしまったかを知りました。そして、学校の周りにもっと植林をして、環境を守っていくことで、将来、これらの災害を防ぐことへ繋がることに気づきました。
コーディネーターは、子どもたちが楽しみながらも気づきを促すプログラムの実施を心がけ、自らの手で木を植え育てることで、木の恩恵を感じ、木を大切に守っていきたいと思う、子どもたちの気もちも育てています。植えた木々の成長と、これからの子どもたちの成長が楽しみです。
2012年
3月
14日
水
2012.2 Papua New Guinea-1

『湧水を守るために「子供の森」計画スタート』
パプアニューギニア
ヴナイリマ小学校はガゼル半島にある小さな学校です。学校のすぐ横には自然の森と湧水があります。この湧水は、飲み水や農業、水浴びなどに使われていて、子どもたちや村の人々の生活に欠かせません。暑い日には太陽の光がキラキラと反射しとてもきれいで、子どもたちは歓声を上げながら水あそびを楽しみ、涼んでいます。
学校は、この湧水を守るために、「子供の森」計画への参加を熱望していました。学校とオイスカでいろいろなアイデアを出し合い、2011年についにスタートしました。6月の世界環境デーに植林をしたり、オイスカのスタッフによる環境劇などを通じて、地球上で人間や生物が生きるためには木が大切な役割を担っていることを子どもたちへ教えるなど、積極的に活動を展開しています。
「植林は子どもたちだけでなく村人たちに必要な湧水を守ってくれ、さらに、減少している村の自然の再生にもつながり、とても感謝しています」と校長先生。湧水の周りに、いつも子どもたちや村人たちの笑顔が溢れるように、これからも植林を続けていきます。
2011年
7月
05日
火
再びホーンビルズが飛び交うことのできる自然を!

パプアニューギニア:ニューブリテン島ならびに周辺の島々
リエイト小学校は、東ニューブリテン州で最も高い山、シネウィット山(Mt.Sinivit 2,438m)のふもとにあり、かつて一帯は深い森に覆われていました。しかし1970年代に、本島や町から来た人々に、この辺りの土地を売ってしまったため、現在では土地の多くが、カカオのプランテーションに代わってしまいました。そして今、村の多くの人たちが、森が無くなってしまったことを嘆いています。かつては普通に見ることができたホーンビルズ(サイチョウ)と呼ばれる大きな鳥が今では見ることができなくなってしまいました。
Topics
2014年
4月
15日
火
2014.4 Papua New Guinea-3

Abinun!(アビヌン) こんにちは!僕の一日を紹介します
僕はブナディディール小学校で「子供の森」計画の活動に参加しているビクターです。8年生です。友達にはジャックスと呼ばれています。
学校は朝8時から午後3時まで授業があります。お昼休みは12時から13時までです。お昼ごはんはココナッツミルクで煮た野菜とバナナをバナナの葉っぱにくるんで持ってきています。
僕が好きな教科は算数で、将来の夢はラジオ・イースト・ニューブリテンのジャーナリストになることです。
2013年
4月
15日
月
2013.3 Papua New Guinea-3
2012年
3月
14日
水
2012.2 Papua New Guinea-3
2011年
7月
03日
日