フィリピン

ミンダナオ島・ダバオ地域

主な支援学校

  • バンケロン小学校
  • ニューシボンガ高校
  • キャビディアナン小学校
  • パシアンハイスクール
  • ハグイミタン小学校
  • シボンガ高校 など

2018年

5月

17日

2018.5 Philippines-2

大きくなるように、1 本ずつ丁寧に植えます
大きくなるように、1 本ずつ丁寧に植えます

苗木とともに大きくなろう!

 

 トゥグナン小学校は、ミンダナオ島のダバオ地方、コンポステラ・バレー州にある全校児童79名の小さな小学校です。周辺の道路は舗装されておらず、車で入ることができないため、学校へたどり着くためには、3時間ほど歩いていかなければなりません。オイスカのコーディネーターたちも学校へ行くまでが一苦労ですが、無邪気な子どもたちが笑顔で迎えてくれるため、そんな疲れも吹き飛んでしまいます。

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2014年

4月

16日

2014.4 Philippines-1

ミミズがどうやって、土を豊かにするの? 野菜作りを通して、自然の力を学びます
ミミズがどうやって、土を豊かにするの? 野菜作りを通して、自然の力を学びます

『森づくりに、野菜作りに、マルチに活動中!』

2000年から活動を続けるバンケロン小学校では、子どもたちだけでなく、先生や家族も一緒になって積極的に、「子供の森」計画の活動に取り組んでいます。学校は高速道路沿いに位置し、近くには川が流れています。活動では植林に加えて野菜作りや環境に関するセミナーやワークショップを実施しています。「子供の森」計画のコーディネーターが定期的に学校を訪問・指導した結果、子どもたちや、先生、また地域の人々が協力して植林に力を入れる体制ができ、学校には木陰やきれいな空気をもたらしてくれる小さな森ができました。

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2013年

6月

17日

2013.3 Philippines-10

コーディネーターの説明を熱心に聞く子ども達
コーディネーターの説明を熱心に聞く子ども達

『森づくりスタート!』

フィリピン・ミンダナオ地域

ニューシボンガ高校は、教育熱心な地元の人たちの尽力で2007年に作られた新しい高校です。 2012年、この新しい学校が「子供の森」計画に加わりました。

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2011年

8月

01日

木とやる気と思いやりの心を届ける「子供の森」計画

2000年に植林した森に囲まれるキャビディアナン小学校
2000年に植林した森に囲まれるキャビディアナン小学校

フィリピン:ミンダナオ島・ダバオ地域

キャビディアナン小学校は2000年から毎年植林活動を続けています。最近はインドシタンという木を植え、失われた生態系を取り戻そうと学校全体で頑張っています。
 また子どもたちはゴミ問題も勉強し、地球環境を守っていくためには、ゴミをきちんと分別して捨てなくてはいけないことを学びました。以前は道路や森に所かまわずゴミを捨てていましたが、今ではゴミをポケットに入れて持ち帰るなど、子どもたちの行動に変化が見られてきました。

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2011年

7月

03日

Go Green & Love Green

1999年に植林を開始した森の中で鳥や植物の観察をしている子どもたち
1999年に植林を開始した森の中で鳥や植物の観察をしている子どもたち

フィリピン:ミンダナオ島・ダバオ地域

「もし木がなかったら、集中豪雨や洪水による被害を受けたり、動植物もいなくなって私たち人間の生活にとても大きなダメージを与えるでしょう」 「木は人間に話すことができません。だから特に植林をしたばかりの若い苗木は注意して私たちから話しかけ世話をしていく必要があります」 「今地球で起こっている様々な問題は人間が引き起こしたもの。木を植えることは小さな行動だけれども、この小さな行動を続けることが大きな力となり、私たちの国を汚染から守ったり、緑豊かな環境にすることができる」 パシアンハイスクールの子どもたちは「子供の森」計画の森を育てる活動を通じて多くのことを学びました。

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Topics

2013年

4月

15日

2013.3 Philippines-3

2005年からの「子供の森」計画参加学校も、土砂で校舎が壊れてしまいました.
2005年からの「子供の森」計画参加学校も、土砂で校舎が壊れてしまいました.

『台風の被害を軽減するために』

フィリピン・ミンダナオ地域

2012年12月、フィリピン南部を超大型の台風24号が襲いました。最大風速が約50メートルにもなったこの台風は、ミンダナオ島各地で鉄砲水や土砂崩れなど甚大な被害をもたらしました。フィリピンは台風の通り道になっており、毎年のように各地で洪水や土砂崩れなどを引き起こし、その被害は深刻です。また最近は気候変動の影響か、台風が発生する時期や通るコースがこれまでと変わってきており、それも被害を大きくする一因となっています。 

「子供の森」計画では、こうした台風による土砂崩れなどの被害を最小限にするためには、山の保水力を高めること、つまり植林を行うことが重要だと子どもたちに教えています。

2011年

7月

03日

自然の美しさを感じ表現してみよう 〜絵画ワークショップ〜

絵の得意なオイスカスタッフが描き方をアドバイス
絵の得意なオイスカスタッフが描き方をアドバイス

身近な環境や自然の美しさを発見し感謝できる子どもたちを育てたい」そんな想いから、「子供の森」計画に参加している学校から希望する子どもたちを集め、ハグイミタン小学校にて絵画のワークショップを行いました。 初めに、近年身近で起こっている環境問題の説明や自然の写真を紹介し、子どもたちのイメージを膨らませます。
 またどのように自然や環境の美しさや素晴らしさを見つけるかについてのアイディア出しも行いました。そして、子どもたちは絵具の使い方や描き方の指導を受け、早速自分たちの作品づくりに取り組みました。

絵画づくりに励む子どもたち
絵画づくりに励む子どもたち

自然の美しさを見つけようとさまざまな角度から観察し表現することを通じて、子どもたちの心に新たな発見があったに違いありません。また子どもたちは、自分たちの作品を紹介しあい、自分とは異なる自然の見方や発見の仕方を学びあったのはもちろん、同じ興味や目標を持った多くの友達をつくることができました。